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No.98-2009/12/15
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┃坂┃ □■ メールマガジン「坂本歯科医院」 ■□
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┃歯┃
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No.98 (2009年 12月15日発行)
こんにちは、医療法人社団 坂本歯科医院の院長の坂本貴史です。
皆様方に、益々、健康で快適に日常生活ができることを主眼に月に
一回、お口の中の健康に関連した記事をメールマガジンとして発行
致します。どうぞ健康増進にこのメールマガジンをお役立て下さい。
┌ 目次 ─────────────────────────────
│ ● 歯科に関連するミニ知識 ●
│ ■ 医療に関する最新情報 ■
│ ★ 歯にまつわる、おもしろ話 ★
│ ◎ お知らせ ◎
│ * 編集後記 院長より *
└─────────────────────────── INDEX ─
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● 歯科に関連するミニ知識 ●
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│
│ 脳の機能回復には手足を動かすこととかむことが不可欠
│
│ なぜ、かむ力やかむ回数にこだわるかというと、育ち盛りの子供に
│ とっては脳の発達や運動能力の発達、高齢の方には痴呆症に関係し
│ てくるからです。
│
│ もちろん、若い人にとっても働き盛りの年齢の人にとってもかむこ
│ とは大事ですが、その話は次の項目にゆずり、ここでは子どもと高
│ 齢の方に話題をしぼっておきます。
│
│ さまざまな実験や調査で、よくかむ子の知能指数の平均は、よくか
│ まない子より高く、逆に、かむ習慣の乏しい子は、理解力や独創性、
│ 積極性、運動能力に欠ける傾向があるといわれています。
│
│ その理由はかむという動作によって大脳への血液が増え、記憶をつ
│ かさどる海馬というところの働きが活性化し、さらに背中や胸など
│ の筋肉の発達に関係してくるからです。
│
│ ファミリーレストランに行くと、肘をついたり猫背で食事をしてい
│ る子どもをよく見かけます。食事のときにこんな姿勢をしていると、
│ 首から上の筋肉に余計な緊張を与えてしまいます。
│
│ かんだり、飲んだりする動作の発達を妨げるだけでなく、悪い歯並
│ びや顔の変形を引きおこしやすくします。
│
│ また、こんな動作で食べられるのは、食べものが軟らかいので、か
│ まずに飲み込めるからだともいえます。
│
│ そして、たとえば、いつも背中がどちらかに曲がっているような食
│ べ方をしていると、バランスをとるために、背中の曲がりと反対の
│ 方向に自然と頭が傾きます。
│
│ すると、今度は、首の筋肉にかたよった緊張が加わり、下のあごが
│ 頭の傾きと反対側のほうにずれます。
│
│ ずれがずれを生んでいくわけです。やがて、ずれが慢性化しそれが
│ またかみ合わせのずれと顔の変形をおこす原因につながっていくと
│ いわれています。
│
│ こうしたかみ合わせのずれは、当然、あごの関節に負担をかけ、や
│ がては顎関節症という病気を招く原因となりかねません。
│
│ また、片側でしかかまない癖がある人は、顔や背骨の変形をおこす
│ だけでなく、肩こりや頭痛、耳鳴り、めまいなどの原因となってい
│ る場合があります。
│
│ 一方、高齢の方とかむことの関係ですが、こちらも海馬がかかわっ
│ てきます。アルツハイマーと呼ばれる老人性痴呆症患者の脳を調べ
│ てみると、この部分の神経細胞が死滅しているのが特徴です。
│
│ ですから、海馬の神経細胞の死滅を少なくすること、これがアルツ
│ ハイマー型痴呆症の予防につながるわけです。その海馬には血液不
│ 足に弱いという特質があります。
│
│ かむ回数を増やし、脳への血液を少しでも増やすことが大切という
│ ことになるわけです。
│
│ 自分の歯を多く保っている人ほど健康で痴呆が少なく、入れ歯を使
│ 用している人のほうが痴呆になりやすいというデータがありますが、
│ そう心配することはありません。
│
│ 入れ歯はあくまでリスクのひとつにすぎません。実際は、食べもの
│ をあまりかまないことが原因なのです。
│
│ 参考:歯と口の悩みを解決する本
│ (坂本歯科医院院長 坂本 貴史)
│
│
│
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■ 医療に関する最新情報 ■
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│
│ お口の機能 鍛えて元気に
│
│ 食べづらい、むせる時は‥‥
│
│ 「口が乾いてパンが食べづらい」「食事中むせることが増えた」。
│ こんな症状があったら、□の機能が衰えている可能性がある。かん
│ だり、のみ込んだりする力が低下すると口から食事がしづらくなり、
│ 心身の健康を保ちにくくなる。楽しみながらお目の機能を鍛えたい。
│
│ 「食べる機能は、年を取るとともに気づかないうちに衰えます」と
│ 話すのは、財団法人ライオン歯科衛生研究所(東京)の研究者で歯
│ 学博士の武井典子さん。
│
│ 武井さんは今年2月、口の機能を自分でチェックし、鍛えるプログ
│ ラムを日本歯科大学などと共同で開発した。
│
│ 対象は、介護の必要がない人や、要介護でもプログラムを理解し無
│ 理なくできる高齢者。
│
│ まず(1)口まわりの筋力(2)そしゃく力(3)のみ込む力
│ (4)口の清潔度―の四つの視点から口の元気度を自分でチェック
│ する。武井さんは、「評価項目の内容があてはまらない場合は、食
│ べる力が弱ってい可能性がある。
│
│ それぞれの機能の改善プログラムに取り組んでみましょう」と呼び
│ かける。
│
│ (1)口のまわりの筋力は、口を開いたり、口の中の食べ物を歯や
│ 舌の上に押し戻す働きをしている。家族や友人との「顔ジャンケン」
│ で鍛えよう。
│
│ 口をすぼめれば「グーー」、口を開いて「パー」、口をつきだせば
│ 「チョキ」。ほかにもカラオケや口笛などで、ほおや唇を積極的に
│ 動かすといい。
│
│ (2)そしゃく力をつけるに、一口で30回以上かむことが基本。右
│ と左で各10回、両方で10回など意識的にかむ。
│
│ (3)のみ込む力をつけるには、舌をほんの少し出したまま、つば
│ をのみ込む「べろ出しゴックン体操」を5回以上行ってみる。
│
│ 首や腰に問題がない人は「頭上げ体操」もいい。ひざを伸ばしてあ
│ おむけに寝て、肩が床から離れないように頭だけを持ち上げ、天井
│ に向けた足の爪先を1分間見る。その後、1分間休む。3回を1セ
│ ットで、1日3セットが目安。
│
│ これらの体操は、食道の入り口を広げ、のどの奥の筋肉を強化し、
│ 食べ物が誤って気管に入ることを防ぐという。 ただ食事中、食べ
│ 物をのみ込みにくいと感じたら、速やかに専門医に相談した方がい
│ い。
│
│ (4)□の中を清潔に保つためには歯磨きをするのはもちろん、歯
│ がない場合も、粘膜ブラシで歯茎や舌を磨く。入れ歯も毎日洗浄剤
│ に浸し、その前後にブラシで清掃し、細菌やカビを除去することが
│ 必要。
│
│ 改善プログラムを60〜90歳代の介護の必要がない高齢者74人が2か
│ 月間続けたところ、「固い物が食べにくい」と答える人が減ったほ
│ か、唾液の分泌が増えたり、舌から見つかる菌の数が減ったりだ。
│
│ プログラム開発にかかわた日本歯科大学客員教授の岩久正明さん
│ (新潟大名誉教授)は、「おいしく食べ、楽しく話す日常生活の基
│ 本を支えるのが□の機能。できるところから改善に向けて取り組み
│ ましょう」と話す。
│
│ 読売新聞 2009年10月30日
│
│
│
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★ 歯にまつわる、おもしろ話 ★
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│
│ 歯科X線は野口英世によって日本に紹介された
│
│ わが国の歯科X線に関しての記録は、明治三十年三月発行の『歯科医
│ 学叢談』第七号(東京歯科大学発刊の歯科学報の前身)に、
│ 「Dental Review」(Vol.XI,No.1) 一八九七年からの抄録として湖
│ 柳生(こうりせい)(野口英世)が『るよんとげんX光線ヲ応用シテ
│ 欠歯ヲ発見セシー例』として紹介したのが恐らく最初のものであろ
│ う。
│
│ 野口英世は明治三十年十一月に順天堂医院の助手を務め、特に「順
│ 天堂医事研究会雑誌」の編集、翻訳などを手伝っていた。
│
│ この当時、野口清作は会場S・N、湖柳生のペンネームを使用した。
│ 清作から英世になったのは明治三十二年頃からである。
│
│ また、明治三十年七月、米国に留掌中の原去了氏が「歯科月報」に
│ 「X光線及催眠術二就イテ歯科医学トノ関係」と題したX線に関する
│ 臨床例を報告している。
│
│ 日本人で初めて歯科X線撮影を行った歯科医は誰?
│
│ 明治四十二年四月、第十五回東京歯科医専同窓会総会の席で、当時
│ 東大歯科に勤務中の遠藤至六郎博士(後に東歯専教授)が「歯科診
│ 療上二於ケルX線、價値ニツイテ」と題してX線の由来から自己の実
│ 験した教例のX線写真を供覧し、さらに、応用上の諸注意を述べてい
│ る。
│
│ 彼は東京大学の土肥慶蔵博士の指導下に、日本でX線撮影を行いまた
│ 発表した最初の歯科医師である。
│
│ わが国におけるX線の発展に貢献したドイツ帰りの藤浪剛一
│
│ わが国のX縮写真術の体系をみると、明治四十五年、藤浪剛一氏がド
│ イツよりX線学を専門に修得して帰朝してから長足の進歩をもたらし
│ た。
│
│ 同年十一月の「歯科学報」第十七巻十一号に「歯科二於ケルレント
│ ゲン学二就キテ」と題してX線撮影技術、診断法について詳細に述べ
│ ているが、これがレントゲン専門家が歯科界に発表した最初のもの
│ である。
│
│ 藤浪氏は明治三十九年、岡山医専卒業、翌年東大皮膚科教室に入り
│ 土肥慶蔵博士に師事し、明治四十年三十歳でウィーン大学に留学、
│ ホルツクネヒト教授に師事し、ラング教授に光線療法を学び、明治
│ 四十五年一月帰朝、順天堂医院にX縮部長として勤務、大正九年七月
│ 慶應大学医学部の創設とともに初代X線学教授となった。
│
│ この藤浪教授に師事した最初の歯科医は、門石長秋氏で、大正二年
│ 十二月の「日本歯科医学会誌」に「歯科診断学上二於ケルレンチエ
│ ン線所見」についてと題して教枚のX縮写真を発表している。また、
│ 藤浪博士の教室に、後に歯科医師になった技術員の古沢真平氏がい
│ た。
│
│ わが国X線学のルーツは、東大土肥慶蔵博士に藤浪博士と遠藤至六郎
│ 博士が師事し、さらに藤浪博士からは門石長秋氏、照内昇氏、古沢
│ 真平氏らがX線学を修得した。
│
│ 特に照内氏は、東京歯科の花沢鼎博士と知り会い、東京歯科に入学
│ し歯科医となり、歯科医でX縮学を専門に研究した最初の人である。
│
│ 大正七年九月に助教授に昇任、後に東洋歯科医学校(現日本大学歯
│ 学部)のX線の教授となった。大正十五年四月には「照内式歯科X線
│ 装置ニツイテ並二機械供覧」を第七回日本医学会総会に発表してい
│ る。
│
│ 門石長秋氏は、明治四十年東京歯科医学院が専門学校に昇格したと
│ き、神田小川町の顕微鏡学院(遠山椿吉博士)に東京歯科学講習所
│ を開設(夜間)、主催していた。
│
│ 後に東京中央歯科医学校と改名し校長となった(鈴木勝氏による)。
│ さて、わが国にレントゲンの機械が輸入されたのは明治三十一年、
│ 陸軍軍医学校教官芳賀栄治郎氏によってである。
│
│ 昭和二十六年四月、歯科放射線集談会が創立され、昭和三十五年四
│ 月に日本歯科放射線学会と改称され、今日に至っている。
│
│ 参考:歯科の歴史おもしろ読本 長谷川 正康 著
│
│
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◎ お知らせ ◎
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│ 嘔吐反射外来のご案内
│ ▼こちらから
│ http://www.sakamoto.or.jp/puker.htm
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│ 院長、本を出版!本の題名は「歯と口の悩みを解決する本」(株式
│ 会社法研より)詳しくは
│ ▼こちらから
│ http://www.sakamoto.or.jp/message001.htm
│
│ ----------------------------------------------------------
│
│ 暗い世相や不景気を俳句、川柳で吹っ飛ばそう!!
│ 皆様の俳句、川柳をお待ちしております。
│ ▼こちらから
│ http://www.sakamoto.or.jp/takafumi-dictionary008.htm
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│ ----------------------------------------------------------
│
│ 歯に関する悩みや質問など無料で出来ますよ!
│ ▼こちらから
│ http://www.sakamoto.or.jp/guestbook/index.htm
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* 編集後記 院長より **********************
12月(師走)も中旬となり、少し暖かい冬を迎えました。これも
我々は喜んでいてはだめで、完全な地球の温暖化が着実に進行して
いるためです。
北極の氷河が崩れ、多くの北極グマが死亡しました。又、南極も、
ペンギンの生息が心配な状態です。
ここで何とか、我々は、もう一度立ち止って、地球の温暖化の恐ろ
しさを再認識し、我々の住む地球をもとの状態に近づけることこそ、
人類に課せられた責務だと思います。
とにかく、我々は、まだ先のこととか、他人ごとのように思います
が、それは危険な考えで、我々の身の回りの生活を一変させる大き
な課題なのです。
ですから、一人、一人、地球の温暖化を阻止する行動をとるべき時
が来ているとつくづく感じます。
さて、新年までもうあとわずか、今年一年の辛いことを忘れ、新年
を何とか明るく皆様と迎えたいと思います。
どうか、新型インフルエンザには充分気をつけて、すこやかな新年
をお迎えになりますように祈念申し上げ、12月号のメルマガ編集
後記と致します。
********************* Message of Director *
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〒254-0043 平塚市紅谷町17-25 メディカルポート1F
電話 (0463)-21-0792 FAX (0463)-23-7300
http://www.sakamoto.or.jp/ doctor@sakamoto.or.jp
医療法人社団 坂本歯科医院 院長: 坂本 貴史
Sakamoto Dental Clinic Director: Takafumi Sakamoto
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