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No.105-2010/07/15

No.105-2010/07/15

╂─╂──────────────────────────────
┃坂┃ □■ メールマガジン「坂本歯科医院」 ■□
┃本┃ ■□ Sakamoto Dental Clinic Mail Magazine □■
┃歯┃
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 No.105 (2010年 07月15日発行)
 
  こんにちは、医療法人社団 坂本歯科医院の院長の坂本貴史です。
 皆様方に、益々、健康で快適に日常生活ができることを主眼に月に
 一回、お口の中の健康に関連した記事をメールマガジンとして発行
 致します。どうぞ健康増進にこのメールマガジンをお役立て下さい。

┌ 目次 ─────────────────────────────
│ ● 歯科に関連するミニ知識 ●
│ ■ 医療に関する最新情報 ■
│ ★ 歯にまつわる、おもしろ話 ★
│ ◎ お知らせ ◎
│ * 編集後記 院長より *
└─────────────────────────── INDEX ─
  
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  http://www.sakamoto.or.jp/cgi-bin/magazine/magazine.html
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 歯科に関連するミニ知識 ●
┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
│  
│  原因不明の病気で悩んでいたら口の中を疑ってみよう
│  
│  歯周病をはじめとした口やはの病気は、今述べた病気以外にも、毎
│  日のいろいろなちょっとした不調の原因となっています。
│  
│  歯石(しせき)や歯垢(しこう)などの歯の汚れを放置しておくと、
│  口の中が炎症をおこし、それがきっかけとなって、手のひらに膿を
│  もった小さなぶつぶつができたり、慢性腎炎、慢性関節リウマチ、
│  リウマチ性心筋梗塞などをおこすことがあるのは、歯科医の間では
│  常識になっています。
│  
│  また、悪いかみ合わせは、肩こり、腰痛、頭痛、めまい、耳鳴りな
│  どの原因になっていることもよく知られています。
│  
│  かむための筋肉は、首や肩の筋肉と連動していますが、かみ合わせ
│  やかみ癖が悪く、適正に筋肉が使われていないと、片方の筋肉だけ
│  が硬直し、血管や神経が圧迫されてしまいます。
│  
│  筋肉にかかるストレスがアンバランスになると、そのアンバランス
│  を解消するために首を傾けたり、片方の肩を上げたりするようにな
│  り、やがてからだに不均衡が生じます。
│  
│  それが原因で肩や首のこり、偏頭痛、目の疲れ、顔が歪むなどの症
│  状がおこるのです。こういう歪みは、たとえば、カイロプラクティ
│  ックや整体などで一時的に治っても、からだにそういう癖がついて
│  いるのですから、またすぐに元に戻ってしまいます。
│  
│  きちんと治すには、元々の原因、つまり歯のかみ合わせやかみ癖を
│  治すことがいちばん重要です。また、なんとかうまくかもうとして
│  あごを無理に使うと、あごを中心とした首の周りの筋肉が疲労しま
│  す。
│  
│  首の周りには大切な神経や血管が走っていますが、その神経や血管
│  を囲んでいる筋肉が疲れてしまうと、今度はこりが生じて神経や血
│  管を圧迫し始め、脳の正常な反応にも悪影響を与えてしまいかねな
│  いのです。
│  
│  口と歯の病気が全身に及ばす弊害は、頭痛、偏頭痛、肩こり、食欲
│  不振、不眠に始まり、イライラしたり、怒りっぽくなったり、そし
│  て、糖尿病や狭心症、早産など、多岐にわたっています。
│  
│  原因不明の病気で悩んでいるようでしたら、一度、口の中を疑って
│  みることも必要でしょう。
│  
│  歯と口の悩みを解消する本
│  坂本歯科医院院長 坂本 貴史
│  
│  
│  
└────────────────────────────────

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 医療に関する最新情報 ■
┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
│  
│  「体に良い」飲料で虫歯に
│  
│  摂食障害「マニュアル育児」の反動
│  
│  東京都練馬区の母親(35)は昨年6月、生後8か月の三男を歯科医
│  に連れて行き、驚いた。生え始めの前歯が4本とも虫歯になってい
│  たからだ。
│  
│  「まだ離乳食も満足に食べていないのに、なぜ?」 医師は、イオ
│  ン飲料(スポーツ飲料)が原因になっている可能性が高い、という。
│  ナトリウムやカリウムなどの電解質(イオン)を含んでいる清涼飲
│  料水だ。
│  
│  男児がイオン飲料を飲み始めたのは、生後6か月ごろ。熱が出た時、
│  脱水を心配した母親が哺乳(ほにゅう)瓶で与えた。その後、ミル
│  ク代わりに毎日飲ませるようになった。
│  
│  市販のイオン飲料は酸性度が高いものが多く、医療用より糖分も多
│  め。糖分は虫歯菌を増殖させ、酸は歯を溶かす「酸蝕(さくしょく)
│  症」を引き起こす。
│  
│  哺乳瓶でだらだらと飲ませると、前歯を中心に歯全体に虫歯が広が
│  りやすいという。父親(33)は「甘いジュースや炭酸飲料とは違い、
│  体に良いとばかり思い込んでいた」と振り返る。
│  
│  日本小児科医会の塙佳生常任理事は「下痢や嘔吐(おうと)の時で
│  も、お茶や水を飲めば十分。誤った情報を信じ込んでいる親は多い」
│  と話す。
│  
│  正しい食の知識は必要だが、食育に偏りすぎると、健康上裏目に出
│  てしまう場合もある。昨年6月。京都市伏見区の睦美幼稚園で、料
│  理作りを喜んで体験した3歳の子どもたち数人が、「食べるのが嫌」
│  と、突然泣き出した。
│  
│  埼玉県内のある幼稚園では、クラスの半数は「給食嫌い」。カレー
│  が食べられない子もいた。いずれも「食べるのが苦痛」だという。
│  こうした園児たちに共通しているのは、親の多くが食育やしつけに
│  熱心で、栄養面を考えて食事を手作りしていた点だ。
│  
│  「幼い時から、その日の体調や食べたい物より、栄養バランス優先
│  の食事を親から与えられ続ける。『食欲がわく』という経験に乏し
│  いのではないか」。臨床心理士で原宿カウンセリングセンター(東
│  京)の所長を務める信田さよ子さんはそう話す。
│  
│  センターには、拒食症や過食症などの摂食障害に苦しむ人たちが相
│  談に訪れる。その中に、白いご飯を一切食べられない女性がいた。
│  「体にいいから」と、親からご飯を残すことが許されなかったこと
│  の反動だという。
│  
│  「摂食障害の人は、子どもの時に食事内容を親に厳しく管理されて
│  いたケースが目立ちます」と信田さんは話す。
│  
│  近畿地方で母親たちに離乳食の作り方を教えている保健師の女性は
│  「マニュアル育児」の影響を指摘する。育児書やネットの情報を見
│  て、「おかゆひとさじって何グラムですか」などと聞いてくる母親
│  が増えているからだ。
│  
│  「その日の赤ちゃんの体調や食欲に合わせて加減していいのに、細
│  かな数値を知りたがる。周囲に気軽に尋ねられる人がいなくて、マ
│  ニュアルに結局、頼ってしまうんです」食と健康に関して、あふれ
│  んばかりの情報に、翻弄される親子の姿が浮かんでくる。
│  
│  読売新聞
│  
│  
│  
└────────────────────────────────

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★ 歯にまつわる、おもしろ話 ★
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│  
│  麻酔に使用された植物
│  
│  a アヘン --- モルヒネ
│  
│  阿片は罌粟の果実に切傷をつけると出る乳白色の液汁を乾燥したも
│  ので、局方のアヘン末(pulvis poii)はこれを均質な粉末としたも
│  ので、モルヒネ、コデイン、パパベリン製造原料である。
│  
│  古代、一杯の植物の汁液が、催眠の功徳をもたらすといわれた催眠
│  飲科は、もっぱら阿片が使われていた。ローマ神話に登場する眠り
│  の神は、手にケシの茎を握りしめている。
│  
│  眠りの神ソムヌスの召使いにモルフェウスという夢の神様がいた。
│  この名をとってケシの果実から採れるアヘンの効きめを代表するモ
│  ルフィン(モルヒネ)の名が生まれた。この薬の薬理作用は十分に
│  ご存じであろう。
│  
│  b 歯痛にヒヨス
│  
│  ヒョスも古代から歯痛に使用されていた植物で、アトロピンと作用
│  がはなはだ近いヒョスチアミンが主成分で、視覚、聴覚の失調、意
│  識不明になる。
│  
│  また、麻痺作用がある。中国産ヒョス(hyoscyamus niger L)をロ
│  ート(莨菅)という。
│  
│  生薬名「莨菅薬」、「莨菅根」の名で知られる「ハシリドコロ」の
│  ことで、葉にも毒があるが、主として根茎中にトロパールカロイド
│  (tropaalkaloide 総量〇・二一三%)を含有し、そのうち、ヒョス
│  チアミン (Hyoscyamin)〇・一〇八%、アトロピン(atoroopin)
│   〇・〇四六%、ノルアトロビン(noratropin)〇・〇三七%、スコ
│  ポラミン(Scopolamin)○・○○四%を含んでいる。
│  
│  c 散瞳薬にハシリドコロ
│  
│  江戸後期、十一代徳川家斉の眼科侍医土生玄碩(はぶげんせき)
│  (一七六七〜一八五四年)は、白内障手術(穿瞳術)に長じ、彼が
│  手術に使用する瞳孔散大薬(散瞳薬)の秘密をシーボルトに教えら
│  れたのが、ハシリドコロである。
│  
│  これは、ヨーロッパ産のアトローパ・ベラドンナと同系統の植物
│  (茄(なす)科)で、この毒性の主成分はアトロピンで、けじめ口
│  渇、瞳孔の拡大、二重視、眩暈(めまい)が現れ、恐怖感におそわ
│  れ、アルコール中毒に似た妄想譫語状態に陥り、ついには麻痺と意
│  識不明になってしまう。
│  
│  このアトローパ・ベラドンナという学名は、もともと美しい婦人を
│  意味するイタリア語=ベラ・ドンナとギリシア神話にでてくるアト
│  ローポスという死の女神名からできている。
│  
│  この二語の結合ははなはだつり合っている。その液汁は瞳孔を開い
│  て、眼に美しさを与えるが、その反面、これが体内に入ると死とつ
│  ながる恐しい毒草だからである。
│  
│  d.全身麻酔にチョウセンアサガオ
│  
│  曼陀羅華(チョウセンアサガオ・白花洋種(しろばなようしゅ)ち
│  ょうせんあさがお)が麻酔薬として使用されるのは、茄科の植物で、
│  上記のハシリドコロ=ベラドンナと同様アトロピンやヒョスチアミ
│  ンを含有しているからである。
│  
│  中国の名外科医・華佗(かだ)(二一〇年没)は、手術にあたって
│  全身麻酔薬を応用した。この薬は華佗の「麻沸散」として名高く、
│  曼陀羅華を主剤としたもので、スポヨフミン、ヒョスチアミンなど
│  の麻酔成分を含んでいるので有効であったと思われる。
│  
│  後に、十八世紀後半、紀州(和歌山)の人、華岡青洲(一七六〇〜
│  一八三五年)は外科に秀で、兎唇、尿道結石、脱疸、痔瘻などの手
│  術を行った。
│  
│  彼が通仙散と称する曼陀羅華とトリカブト(鳥頭(うず))を主剤
│  とした麻酔剤を用いて乳癌の摘出手術を行ったのは有名である。
│  
│  この麻酔の効力を検定するのに、母と妻を実験台とし、そのため妻
│  の加恵は失明した(文化二年・一八五〇年)。ホーレス・ウェルス
│  の笑気ガス(亜酸化窒素ガス)による抜歯の成功に先立つこと四〇
│  年であった。
│  
│  e イヌホウズキと毒人参
│  
│  フフンスの南部アヴヴェル地方に生まれ、モンペリエ、パリ、ボロ
│  ニアの大学で医学の修業をしたギイ・ド・ショリアクも麻酔性植物
│  を応用した全身麻酔薬を報告している。
│  
│  ヒョス、曼陀羅華、毒人参、イヌホウズキ(Solanum nigrum)、催
│  眠性ホウズキ(physalis sommifera)などの液汁を海綿に浸し、乾
│  燥、保存し、使用時、海綿を温湯に浸して鼻孔に入れる。
│  
│  迷朦状態は深く、長かったという。この処方のイヌホウズキは、茄
│  科の植物で、生薬名は龍葵(りゅうき)といい、別名天茄(てんか)
│  ともいう。
│  
│  利用部は果実、全草であるが、茎に少量のアルカロイドを含み、ま
│  た種子、茎葉ともサポニンを含有している。
│  
│  毒人参とあるのは、ヘムロック(hemlock)のことであろう。
│  conium maculatumの学名を有するドクニンジンで、その薬、茎、種
│  子中にコニインという毒を含んでいて、胃腸を荒らし、脈を遅らせ、
│  呼吸も麻痺させる。
│  
│  古代ギリシアには、このヘムロックを用いた刑があった。有名なソ
│  クラテスは、青年を邪道に導いたとの理由からヘムロックを飲まさ
│  れたという。この毒碗の刑はヒポクラテスの頃かなり行われたという。
│  
│  参考:歯科の歴史おもしろ読本 長谷川 正康 著
│  
│  
│  
└────────────────────────────────

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◎ お知らせ ◎
┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
│  
│  嘔吐反射外来のご案内
│  ▼こちらから
│  http://www.sakamoto.or.jp/puker.htm
│  
│  ----------------------------------------------------------
│  
│  院長、本を出版!本の題名は「歯と口の悩みを解決する本」(株式
│  会社法研より)詳しくは
│  ▼こちらから
│  http://www.sakamoto.or.jp/message001.htm
│  
│  ----------------------------------------------------------
│  
│  暗い世相や不景気を俳句、川柳で吹っ飛ばそう!!
│  皆様の俳句、川柳をお待ちしております。
│  ▼こちらから
│  http://www.sakamoto.or.jp/takafumi-dictionary008.htm
│  
│  ----------------------------------------------------------
│  
│  歯に関する悩みや質問など無料で出来ますよ!
│  ▼こちらから
│  http://www.sakamoto.or.jp/guestbook/index.htm
│  
│  
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* 編集後記 院長より **********************
   
   7月(文月)も中旬となり梅雨の後期に起きる、集中豪雨が日本各
   地で起きています。特に、西日本、とりわけ九州南部は1時間に
   70mmから100mmという考えられない多量の雨が降っています。
   
   被害も土砂の崩壊で、とても深刻な状態です。今年の偏西風も通り
   道が、今までにないようなところを通っていることが原因で、これ
   も、地球温暖化が、いかに早く進攻してしまっている根拠でもあり
   ます。
   
   日本だけでなく、世界中が激しい豪雨と、熱波で苦しんでいます。
   今こそ温暖化阻止で、地球上の各国が対策を真剣にとらなければな
   りません。
   
   ところで参議院選挙の結果を見て、皆様の感想は、いかがでしょう
   か。どちらにせよ、国会議員の報酬の大幅カットと議員定数の削減
   をまずははじめ、高級官僚の給与をカットし、国家公務員、地方公
   務員の数を減らしていくことが、なによりも肝要なことは周知のこ
   とです。
   
   国を動かすものが、まず襟を正さなければなりません。ところで、
   今年も猛暑の夏だと思うので読者の皆様のご健康を心よりお祈り致
   しまして、7月号メルマガの編集後記と致します。
   
   メルマガ編集長 坂本 貴史
   
   
   
********************* Message of Director *

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  〒254-0043 平塚市紅谷町17-25 メディカルポート1F
  電話 (0463)-21-0792 FAX (0463)-23-7300
  http://www.sakamoto.or.jp/  doctor@sakamoto.or.jp

  医療法人社団 坂本歯科医院  院長: 坂本 貴史
  Sakamoto Dental Clinic Director: Takafumi Sakamoto

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