|
No.72 以前
No.73-2007/11/15
No.74-2007/12/15
No.75-2008/01/15
No.76-2008/02/15
No.77-2008/03/15
No.78-2008/04/15
No.79-2008/05/15
No.80-2008/06/15
No.81-2008/07/15
No.82-2008/08/15
No.83-2008/09/15
No.84-2008/10/15
No.85-2008/11/15
No.86-2008/12/15
No.87-2009/01/15
No.88-2009/02/15
No.89-2009/03/15
No.90-2009/04/15
No.91-2009/05/15
No.92-2009/06/15
No.93-2009/07/15
No.94-2009/08/15
No.95-2009/09/15
No.96-2009/10/15 |
|
No.96-2009/10/15
╂─╂──────────────────────────────
┃坂┃ □■ メールマガジン「坂本歯科医院」 ■□
┃本┃ ■□ Sakamoto Dental Clinic Mail Magazine □■
┃歯┃
┃科┃ このメールマガジンは購読無料です。歯科医療の事、歯について
┃医┃ のおもしろい話、障害歯科、その他、ちょっと歯科から脱線する
┃院┃ ような話など、お役立ち情報を月1回(月中頃)お届け致します。
╂─╂──────────────────────────────
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
No.96 (2009年 10月15日発行)
こんにちは、医療法人社団 坂本歯科医院の院長の坂本貴史です。
皆様方に、益々、健康で快適に日常生活ができることを主眼に月に
一回、お口の中の健康に関連した記事をメールマガジンとして発行
致します。どうぞ健康増進にこのメールマガジンをお役立て下さい。
┌ 目次 ─────────────────────────────
│ ● 歯科に関連するミニ知識 ●
│ ■ 医療に関する最新情報 ■
│ ★ 歯にまつわる、おもしろ話 ★
│ ◎ お知らせ ◎
│ * 編集後記 院長より *
└─────────────────────────── INDEX ─
>>坂本歯科医院よりメールマガジンの登録、解除、変更はこちらから
http://www.sakamoto.or.jp/cgi-bin/magazine/magazine.html
>>まぐまぐよりメールマガジンの登録、解除、変更はこちらから
http://www.sakamoto.or.jp/cgi-bin/magazine/magazine.html#まぐまぐ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 歯科に関連するミニ知識 ●
┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
│
│ 鬼の歯と替われ
│
│ 日本では、赤ちゃんが生まれると、100日目あるいは110日目
│ に、一生食べるものに不自由しないようにという願いをこめ、赤ち
│ ゃんに初めてごはんを食べさせる真似をする風習があります。
│
│ これをお食(く)い初(ぞ)めといいます。この時期は、ちょうど
│ 離乳期にも当たり、そのとき、地方によっては、しっかりと丈夫な
│ 歯が育ち、硬いものも食べられるようにと、小石を飾ったりします。
│
│ 赤ちゃんは生まれたとき、すでにすべての乳歯が歯ぐきの中で完成
│ していますが、お食い初めをするころには、まだ歯はまったく生え
│ ていません。生後六ヵ月ごろになって、やっと最初の乳歯が生え始
│ め、三歳になるころにすべての乳歯が生えそろいます。
│
│ しかし、あと三ヵ月ほどで生えてくるはずの歯が丈夫であるように
│ と祈るこの儀式には、健康のためにはしっかりと食べること、その
│ ためには、丈夫な歯が大切だということを、昔の人もきちんと肝に
│ 銘じていたことがうかがえます。
│
│ そして、六ヵ月がたつと最初にでてくるのは、ふつうは前歯です。
│ 歯ぐきからポチッと白いものが見えると、周りの大人たちは大騒ぎ
│ です。やがて、約十六ヵ月で上下の第一乳臼歯が生えそろいます。
│
│ しかし、生えそろった乳歯も、やがては永久歯と入れ替わるために
│ 抜けるときがやってきます。その抜けた歯を、今までお世話になっ
│ た感謝の気持ちをこめ、また、しっかりした永久歯が生えてくるこ
│ とを願って、下の歯のときは屋根の上に、上の歯のときは縁の下に
│ 向かって投げる風習もあります。
│
│ そのとき、大きな声で「鬼の歯と替われ」「鬼の歯より先に生えろ」
│ 「雀の歯と替われ」「雀の歯と生えくらべ」「ネズミの歯と生えく
│ らべ」などといった言葉をおまじない代わりに唱えます。
│
│ 今は団地やマンションなどに住んでいる方が多く、簡単に屋根の上
│ になど投げることができませんし、単なる迷信だといってしまえば
│ それまでですが、歯に対する感謝の思いはぜひ大事にしていきたい
│ ものです。
│
│ ちなみに、アメリカやヨーロッパなどでは、抜けた乳歯を枕の下に
│ 置いて眠ると、妖精やネズミがお金やプレゼントと換えていってく
│ れる、といった言い伝えがあるそうです。乳歯が抜けると、いよい
│ よこれから一生つきあうことになる大人の歯が生えてきます。
│
│ 永久歯は、五歳過ぎから六歳までの間に下あごの前歯、続いて上下
│ の奥歯(第一大臼歯)、小学校の二〜三年生で上の前歯、小学校の
│ 高学年を通じて小臼歯、小学校を卒業するころまでには、いちばん
│ 奥の臼歯が生え、しっかりとかみ合わせることができるようになり
│ ます。
│
│ 第二大臼歯が生え始めるころは、男女とも大人のからだへと成長す
│ る第一歩の時期に当たり、女子の場合、初潮とほぼ一致します。歯
│ もきちんとからだの成長に合わせて生えてくるのです。
│
│ 参考:歯と口の悩みを解決する本
│ (坂本歯科医院院長 坂本 貴史)
│
│
│
└────────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 医療に関する最新情報 ■
┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
│
│ 顎関節症(がくかんせつしょう)
│
│ 最近、歌手や大食い選手などが顎関節症になり、大きく□を開けら
│ れなくなったといったニュース報道が目立ちます。しかし、開口障
│ 害という症状が顎関節症に特有かというと、そうではありません。
│
│ 親知らずの周囲炎などによっても□は開けづらくなります。実は顎
│ 関節症には「この所見があれば診断できる」という特異的な症状が
│ ありません。開口や咀嚼(そしゃく)といった顎運動に伴って、顎
│ 関節や筋肉に痛みが出る。
│
│ または大きく開口できない。あるいは顎関節で音がする。といった
│ 症状があり、同様な症状を起こす他疾患を除外できたときに顎関節
│ 症と診断するのです。
│
│ また、顎関節症が頭痛、肩こりから腰痛、その他の全身症状を引き
│ 起こすというマスコミ報道をみることがあります。しかし、そのよ
│ うな関連性を示す科学的証拠は何もありません。
│
│ 肩こりと頭痛に関しては顎関節症の痛みが消失すると、軽減する場
│ 合はあります。しかし、その原因が他にある場合は完全に消えるこ
│ とはありません。顎関節症の病態については日本顎関節学会が5種
│ 類の症型に分類しています。
│
│ 顎関節自体には問題なく、咀嚼筋の問題から症状が出る咀嚼筋障害
│ (顎関節症1型)、いわば捻挫に相当する関節包・靭帯障害(顎関
│ 節症2型)、関節円板のずれに起因して諸症状が出る関節円板障害
│ (顎関節症3型)、関節骨の変形を伴う変形性顎関節症(顎関節症
│ 4型)、さらに、愁訴はあるものの、他の4つの症型に該当しない
│ ものを「その他」としています。
│
│ 顎関節症の発症率や有病率に関する、日本国内でのこれまでの調査
│ はほとんどないため疫学データは不足しています。外国の調査では、
│ 一般集団の5〜12%が何らかの症状をもつとされますが、最近実施
│ した都内就労者に対する調査では18%を示しており、就労者におけ
│ る増加が懸念されます。
│
│ 病因に関して、1934年のコステンによる校合病因説以来、かみ
│ 合わせの悪さが最大の原因であると考えられてきました。しかし、
│ かみ合わせの悪さが原因なら、歯科医療事情の悪い国では顎関節症
│ 患者があふれていなければなりませんが、そのような事実はありま
│ せん。
│
│ 現在、顎関節症の原因はいろいろな要因が集積することで発症する
│ という、多因子病因説が世界的に受け入れられています。その中で
│ も私は、無意識に上下の歯列を接触し続ける習癖要因が最大の病因
│ 性をもつと考えています。
│
│ 歯列接触によって筋疲労、関節負荷が持続し、またこの癖はストレ
│ ス下で長時間化することで、ストレスの為害効果を介在します。最
│ 近の調査では来院する痛みをもった患者さんの70%以上にこの癖が
│ みられました。
│
│ 治療についてはこの癖の是正を最も重視しています。これに加えて
│ 顎関節や筋肉のリハビリトレーニングとしての可勧化訓練を癖の是
│ 正に並行して実施して貰います。
│
│ この方法を採用するようになり、以前のマウスピース治療、校合調
│ 整治療に比べて、格段の改善効果が得られ、また通院期間も短縮し
│ ています。
│
│ TMDC MATE(東京医師歯科医師協同組合 2009年10月号)
│
│
│
└────────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ 歯にまつわる、おもしろ話 ★
┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
│
│ コロンブスの三大土産に歯磨粉が?
│
│ 十六世紀、モンペリエ大学のリヴィエール(Rivier,Lazare 一五八
│ 九〜一六五五年)は、硫酸に浸した木片で歯を清掃すると、歯が白
│ くなるばかりでなく、齲蝕の予防もできるのでよいと推奨している。
│
│ また、彼はタバコの灰を歯磨きに応用した初めての人である。彼は、
│ 喫煙によって唾液の分泌がよくなり、口中の自浄作用が行われ、そ
│ の煙で歯虫を殺すことができるといっている。
│
│ この時代には、すでにコロンブス(Columbus,Cheistopher 一四四
│ 六年〜一五〇六年)が新大陸を発見(一四九二年)し、三大土産を
│ ヨーロッパにもたらした。それは種々な香辛料、タバコ、それに梅
│ 毒であった。
│
│ これら、食欲、嗜好、性欲に関係あるものの普及は速く、これらは
│ 数年の間に全ヨーロッパに波及した。
│
│ 梅毒は初めはきまった名がなく、ガリア病(フランス、ベルギー地
│ 方の名)、ネアペル病、あるいは蔓延している国の名でスペイン病、
│ フランス病、イタリア病などとも呼ばれていたが、G・フラカスト
│ ロ (一五五三年没・医師で詩人)のラテン訪の中に、Syphilus
│ (シフィリス)という名の羊飼いが最初の梅毒患者として描かれて
│ おり、詩の題名の他、訪中一ヵ所で病名として使われていることに
│ ちなんで、これ以降、Syphilus(syphilis)というようになったと
│ いう。
│
│ 一四九六年、ポルトガル人がインドのゴアに持ち込み、インドでは
│ フィランガ病といい、これが中国広東に輸入され、初めは仏朗機人
│ 病(ポルトガル人病)といったが、その後唐瘡(とうそう)、楊唐
│ 瘡(ようとうそう)と名づけられた。
│
│ これが倭寇(わこう)(日本の海賊)によって琉球に伝えられ(一
│ 五〇八年頃)、九州に渡った。唐瘡→広東瘡→琉球瘡などの言葉か
│ ら流行の経路がわかると思う。
│
│ そして日本の中央部(関西)には一五一三年(永正九年)頃、さら
│ に翌年には関東にまで波及した。当時、日本では楊梅瘡あるいは瘡
│ (カサ・カサケ)と呼んだ。
│
│ それにしても、新大陸からの三大土産のうち二つが、歯磨粉の材料
│ に関係していたとは興味あることである。
│
│ 参考:歯科の歴史おもしろ読本 長谷川 正康 著
│
│
│
└────────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ お知らせ ◎
┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
│
│ 嘔吐反射外来のご案内
│ ▼こちらから
│ http://www.sakamoto.or.jp/puker.htm
│
│ ----------------------------------------------------------
│
│ 院長、本を出版!本の題名は「歯と口の悩みを解決する本」(株式
│ 会社法研より)詳しくは
│ ▼こちらから
│ http://www.sakamoto.or.jp/message001.htm
│
│ ----------------------------------------------------------
│
│ 暗い世相や不景気を俳句、川柳で吹っ飛ばそう!!
│ 皆様の俳句、川柳をお待ちしております。
│ ▼こちらから
│ http://www.sakamoto.or.jp/takafumi-dictionary008.htm
│
│ ----------------------------------------------------------
│
│ 歯に関する悩みや質問など無料で出来ますよ!
│ ▼こちらから
│ http://www.sakamoto.or.jp/guestbook/index.htm
│
│
└────────────────────────────────
* 編集後記 院長より **********************
10月(神無月)も中旬となり、朝、夕は、かなり涼しくなりまし
た。今年の秋から冬にかけては、何といっても新型インフルエンザ
の大流行が心配になりますね。日本各地でも、小、中、高の学校で
学級や学校閉鎖がかなりの数あるそうです。
新型インフルエンザのワクチンも製造が間に合わず、7750万人
分のワクチンを輸入する予定ということですが、我々にまわってく
るのは年明けとなりそうです。
それに従来型のインフルエンザの季節でもありますので、今年はイ
ンフルエンザ対策を本気でやっていく必要があります。
とにかく、手洗い、そして人ごみに行くときは、マスクが必需品で
すので子供たちだけではなく、我々も心がけることが必要ですね。
さて、話は変わって、いよいよ紅葉狩りの季節に入ってきました。
今は関東では谷川岳あたりと、奥日光あたりが見ごろのようです。
どうか、お近くの紅葉の美しいところを見つけて、少しでも秋を楽
しみましょう。
ではまた、11月号で元気にお会いしましょう。これを10月号の
編集後記と致します。
********************* Message of Director *
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
〒254-0043 平塚市紅谷町17-25 メディカルポート1F
電話 (0463)-21-0792 FAX (0463)-23-7300
http://www.sakamoto.or.jp/ doctor@sakamoto.or.jp
医療法人社団 坂本歯科医院 院長: 坂本 貴史
Sakamoto Dental Clinic Director: Takafumi Sakamoto
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 |
|