わたしどもは歯の治療だけをするのではなく、患者様のからだ全体をトータル的に見て治療を行っています!!

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医療に関するミニ知識
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唾液検査

みなさん、明けましておめでとうございます?2017年もハピネス歯科をよろしくお願いいたします?岡崎・蒲郡・西尾からも通いやすい幸田町の歯科医院(歯医者)ハピネス歯科こども歯科クリニック歯科衛生士の仲光です。

今日は当院で行っている唾液検査についてお話をします*みなさん、虫歯の原因をご存知ですか?虫歯になってしまう原因はたくさんあります…

例えば
・ミュータンス菌(最初に穴を開けようとする菌)
・ラクトバチラス菌(穴の開いた部分を進行させる菌)
・プラーク
・唾液の分泌量
・唾液の緩衝能
・就寝前の飲食 食事内容 回数
・間食
・なりやすい場所などたくさんの原因があります…

しかし全ての原因を毎日の生活でなくすことはできません。ここで唾液検査を行う事によってご自身の予防方法を見つける事ができるのです?当院では初めて来院された方から唾液検査を進める活動に今力を入れています*

ハピネス歯科でご自身の虫歯予防方法を一緒に見つけませんか?虫歯ゼロを目指し快適な暮らしを取り戻しましょう?ハピネス歯科でお待ちしております♪

ハピネス歯科こども歯科クリニック
http://happiness-shika.com/site/post-592/

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歯の構造

歯の構造ではじめに思いつくのは、白い部分の組織ですよね。あの白い組織はエナメル質といって、人の体の中で最も硬い組織です。からこそ、多少の硬さの食べ物では傷一つ入りません。そして、歯は目で見ることのできる歯冠と目で見ることのできない歯根とで構成されています。

歯冠には、一番外側にエナメル質、その内側に象牙質、さらに内側に歯髄があります。歯根には、一番外側にセメント質、その内側に象牙質、さらに内側に歯髄があります。この中で象牙質という組織は、歯の主体的な組織であるといえます。歯髄は歯の感覚(痛みなど)を担ったり歯に栄養を与えたりする組織です。

セメント質は、歯根を歯槽骨と結び付ける働きがあります。また、歯根の周りには歯周組織があります。歯周組織は歯を支える役割を持っており、歯がしっかり固定され食べ物をよく噛むことができるのは、この歯周組織があるからです。それでは、歯冠と歯根を構成しているそれぞれの組織について詳しく見ていきましょう。

エナメル質

エナメル質は、人の体の中で最も硬い組織ですが、もろいという特徴も持っています。エナメル質の構成成分のほとんどが、無機質のヒドロキシアパタイトであり、ごくわずかに有機質のエナメルタンパク質(アメロゲニン、エナメリンなど)を含みます。乳歯のエナメル質の色は乳白色ですが、永久歯になると黄褐色になります。

また、エナメル質は一度その組織が破壊された場合、再生することはありません。一度虫歯になってしまったエナメル質は取り戻すことができないので、虫歯にならないように日頃からしっかりと歯磨きをしましょう。

象牙質

象牙質は、歯の主体となる組織であり弾力性がある硬組織です。象牙質の中には、数多くの象牙細管があります。この細管の中には象牙芽細胞の突起があり、象牙質の形成と維持をしています。象牙芽細胞自体は、象牙質と歯髄の間に位置しています。

歯の歯冠が完成されるまでに形成される象牙質を原性象牙質といい、歯の歯冠が完成されてから形成された象牙質を第二象牙質といいます。また、歯に対する物理的刺激により形成される象牙質を第三象牙質といいます。

歯髄

歯髄は、歯の最も内部にある組織です。歯髄には多くの血管があり、象牙芽細胞に栄養を与えたりしています。また、神経も多く存在しこの中には痛みを司る神経があり、歯に関係する痛みは全て歯髄によるものです。歯が口の中にいる細菌によって虫歯になると、歯の内部に細菌が侵入し、その細菌は歯髄にまで到達します。

この時、歯髄は細菌によって炎症を起こますが、これによって「歯が痛い」と感じることになります。また、歯髄の特徴としては、年齢を重ねるごとに、血管や神経の数は減少していくということが挙げられます。

セメント質

セメント質は、歯根を覆う薄い硬組織です。このセメント質の組成は、象牙質や骨組織とほとんど同じで、約65パーセントがハイドロキシアパタイトという無機質から成ります。そして、残りの約23パーセントが有機質(コラーゲン)です。セメント質には、原生セメント質と第二セメント質があり、セメント質の内部にはセメント小体があります。

このセメント小体からは、セメント細管が歯根膜に向かって伸びているのですが、これは歯根膜から栄養をもらうために存在します。また、セメント質は年齢を増すごとに厚くなっていきます。

歯の知識
http://hanochishiki.com/index011.html

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長生きできる歯を目指そう!

1.「むし歯」は、子どもだけの問題ではない!?

むし歯は、子どもがなるものと思っていませんか?今、40代、50代、そして60代と増加する「大人むし歯」が問題となっています。例えば、大人になると、治療済みの歯や、歯茎が下がった根元部分に歯垢がたまってむし歯になりやすくなるといいます。このような「大人むし歯」、厄介なことに痛みを感じにくく、放っておいた結果悪化し、歯を失うことにもつながります。

自分の歯で噛んでおいしい食事を楽しめるのは、本当に幸せなこと。生涯自分の歯を持ち続けるためにも、大人ならではのむし歯予防とケア方法を早めに身につけることが大切です。そこで今回は注目の新発売ハミガキ、サンスター(株)の「バトラー エフペーストα(アルフア)」を取りあげました。

2.歯は年齢とともにどんどん失われる

最近、歯科医院で歯を診てもらいましたか?あなたの歯の状態は大丈夫ですか?「大人むし歯」は、なかなか症状の進行に気がつかず知らず知らずのうちにどんどん悪化してしまいます。歯は年々容赦なく失われていくのです。歯が抜けると食べたいものが食べられなかったり、容姿に影響が出る可能性もあります。

3.歯を失う要因は「大人むし歯」!?

近年の口腔衛生意識の高まりから、大人の歯の残存数は年々増える傾向にあるといいます。しかしその一方で、残っている歯にむし歯(「大人むし歯」)が増えているのも確かなようです。40歳代の歯を失う原因その第1位はむし歯によるものなのです。

4.「大人むし歯」は、静かに進行している・・・

では、大切な自分の歯を失う原因となる「大人むし歯」にはどのような特徴があるのでしょうか。実はこの「大人むし歯」、困ったことに歯が痛む・しみるといった自覚症状が出にくいのです。治療済みの歯が再びむし歯になるケースは、歯の詰め物ど歯のすき間の目立たない場所に出来やすいうえ、すでに神経を取り除いていることが多く、見落とされがちです。また、高齢者に多発するハグキが下がった歯の根元部分のむし歯は、年齢とともに象牙質が厚くなるため、痛みを感じにくくなる傾向があります。

したがって、むし歯が知らないうちに進行していて、気づいたときには、時すでに遅し!という憂き目に遭うことになりかねません。歯の健康は、健康寿命と密接に関係しています。50代、60代、70代とこれからも’健康的で楽しい食生活を送るためにも、今から「大人むし歯」にならないようにケアを始めることがとても大事です。

5.より効果的な予防はフッ素にあり

歯の表面からカルシウムがけ出した結果として引き起こされるむし歯。これを防いでくれるのがフッ素という成分です。フッ素には、歯からカルシウムが溶け出すことを抑制するチカラがあります。それと同時に、いったん溶け出してしまったり、既に唾液中に存在するカルシウムを歯に取り込む働きのあることも知られていて、歯の質そのものを強化してくれます。歯質が強くなることで、歯からカルシウムが溶け出しにくくなり、「大人むし歯」にも当然なりにくくなるという好循環が生まれます。さらに頼もしいことに、フッ素はむし歯菌自体の活動を抑える働きももっているので、むし歯予防に大変効果的な成分といえます。

6.フッ素入りのハミガキで確かなケアを!

フツ素配合のハミガキの中でも特におすすめなのが、新発売の「エフペーストα」です。「大人むし歯」対策を考えて開発された高濃度フツ素配合処方で、歯の表面をバリアしてむし歯を防ぎます。さらに歯肉炎・歯周炎や口臭まで予防する、大人向けむし歯予防ハミガキです。さあ、今日からはじめませんか。「フツ素」でむし歯を予防する新習慣!

サンスター

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歯磨きは、なぜ必要か?

・虫歯予防
・歯槽膿漏の予防
・付着物を除去することにより、歯石がつくのを防ぐ
・歯肉の血行を良くし、感染に対する抵抗力を強める。
・口臭を取り除き、歯肉の色・つやを良くする。

歯磨きの目的は歯垢を取り除くことです。しかし現実には歯磨き剤の清涼感や歯ブラシの感触にごまかされて、肝心の歯垢をこすり落としていない人が多いのです。歯垢を落としていなければ、歯を磨いた事にはならないのです。つまり歯垢を落とせていない、イコール歯は磨けていないのです。歯を磨くという事は軽度の歯槽膿漏も治せる程、大切な生活習慣の1つなのです。ですから自分自身の管理によって、健康な歯・歯ぐきを保てるのです。歯磨きは必要といえるのです。

歯を磨かないとどうなる?

食後、歯を磨かずに放っておくと、口の中のストレプトコッカスミュータソス菌があばれ出します。ストレプトコッカスミュータソスという細菌は、連鎖球菌の1つで誰の口の中にも存在する細菌です。普通の状態ではそれ程、ひどい悪さをする細菌ではありません。ところがいったん゛ペリクルが形成されると、ミュースタソス菌がこれを悪の温床に変えます。ペリクルに住みついたミュータソス菌が、糖分をせっせと分解し、デキストラソという産物を作り出すのです。デキストランは非常に粘着力が強い物質で、歯にべったり付着する一方、近くの細菌や食ベカスをかかえ込みます。

つまり栄養豊かな培養土に細菌が植えつけられたも同然の状態になるのです。その結果、細菌は猛烈な勢いで増殖します。こうして食ベカスと細菌が雪ダルマ式に増加して出来るのがプラークです。プラーク1m9中には30種類もの細菌が10の8億乗も住みついています。細菌のマンモス団地といったところです。この細菌群が生み出す酸が歯を溶かして虫歯を作り、絶え間ない攻撃で歯肉に炎症を起こしては歯槽膿漏を作り出すのです。

※ペリクル…唾液に含まれるタソパク質を主体としたごく薄い被膜。直接虫歯や歯槽膿漏を作ることはないが、プラークを作る母体となる。

歯と歯の間、歯と歯肉の境目、奥歯のかみ合わせの面は食べ;カスがたまりやすく、歯ブラシの届きにくい死角となっています。ですから、3つの部位は特に歯垢・歯石がつきやすいのです。

虫歯の進行とその症状

1.ムシ歯菌の出す酸がエナメル質だけを溶かしている状態で、肉眼では歯の表面に黒い斑点ができたように見えます。エナメル質には知覚がないので、痛さを感じることはありません。

2.はムシ歯の進行が象牙質まで進んだ状態で穴があき、茶褐色や黒色になります。象牙質には知覚があるので、熱いものや冷たいものがしみるようにだってきます。また固いものをかむとズキズキします。

3.ムシ歯が歯髄にまで進んだ状態です。象牙質はエナメル質よりやわらかいので、2.以降ムシ歯はどんどん進行して歯髄にまで達します。歯髄には神経があるので、熱いものや冷たいものを口にしなくてもはげしく痛むことがあります、痛いのをがまんしていると神経が死んで歯髄が腐っていきます。

4.歯冠の部分がほとんどとけて、腐った根だけが残っている状態です。歯の根の先はアゴの骨ですが、アゴの骨も少しずつとかされていきます。根の周囲にたまった膿のため、口臭もひどくなります。

いつまでも治療をしないでほうっておけば、虫歯はどんどん進行します。風邪などとちがい、虫歯が自然に治ゆすることはありません。象牙質までの虫歯なら、削ってつめれば治りますが、それ以上進行すると、神経をとらなければならなくなってしまいます。神経をとると歯は死んだ状態になり、変色しもろくなります。こうならない為にも、食後の歯磨きは忘れず行いましょう。

ポケットとは?

通常、歯と歯茎の間には、2mm以下の浅い溝があります。それが歯肉炎や歯槽膿漏などの炎症によって、溝が3mm以上になったものを゛ポケット″と言います。゛ポケット″は、一般的に下記のように3つに分類されています。

正常な歯肉

ひきしまって、きれいなピソク色をしている歯と歯肉の間に、2mm程度の浅い溝がある。

仮性ポケット

歯肉がはれ、溝が3m以上のものを指す。触わると散らかく、簡単にぺこみ出血する。

真性ポケット

溝が3m以上。歯面が露出してきたものを指す。出血も見られ、骨の吸収による動揺も見られる。

ポケットができる原因

○歯垢 → 歯肉に炎症を引き起こす、最も重要な原因。

○歯石 → 歯石の表面はザラザラで、つねにその上に歯垢が付着増殖し、取り除きにくい状態をつくりだしている。

○歯垢が増える原因

1)歯石
2)合っていないっめもの(銀歯など)
3)歯ならびの悪い歯列
4)口呼吸
5)清掃不良
6)栄養

ポケットをつくらない予防法

ポケットが深くなると、さらに奥まで細菌の侵入が可能になり、歯周病が進行します。 この悪循環を断ち切るには、細菌の除去。すなわち、歯垢・歯石を除去することが最も効果的です。

※歯垢:単なる食ベカスとは違います。

歯の表面を爪でこすってみると白いものがとれませんか?これが歯垢です。歯はもともと唾液の中に含まれているレムチソといわれる糖タンパクのうすい膜に包まれています。糖タソパクですから、細菌がつきやすく、これに食べ物がくっつくと細菌が加速度的に増えるのです。歯ブラシでとることが可能です。

歯石:歯垢が取り除かれたいで時間がたったもの。

いわゆる歯にこびりついた細菌の死がいや食ベカスと唾液中のカルシウムの固まりです。歯ブラシでは取り除けないので、歯科医院でとってもらいましょう。

歯槽膿漏の進行具合

歯肉が歯と歯肉の境目より上にはれあがります。軽度ですが、出血を起こすこともあります。痛みはありません。これが歯肉炎です。

〜これを放置しておくと、炎症はいよいよ歯周組織に及びます。〜

第1期

ポケットが3mmかそれよりやや深化し、歯槽骨が少しずつ破壊され始めます。歯肉のはれ、充血、少量の出血、排膿などが主な症状です。

第2期

ポケットが4〜6mmに達し、歯槽骨も1/3〜2/3程吸収されます。出血や排膿も多くなるので口臭が強くなる一方、歯が動揺を始め物がかみにくくなります。食べ物がよく歯にはさまるようになるのもこの頃です。

第3期

歯肉のはれも慢性化して、痛みも出てきます。歯槽骨はもうほとんど残っていません。歯がぐらぐらして物をかむことができず、ついにはポロリと抜ける歯槽膿漏の終着駅です。こうなってからでは、遅いのです!!

健康ですか?「歯」と「歯ぐき」

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食中毒の予防 咀嚼し、胃酸で滅菌

食中毒が起こりやすい季節になりました。食中毒の主な原因は細菌とウイルスです。暑くなるこの時期に増えるのは細菌による食中毒です。

細菌による食中毒は、細菌そのものが増殖して中毒を起こすものと、細菌が出す毒素によるものがあります。細菌の増殖による食中毒の場合、よくかんで食事をすることで食中毒を予防することができます。

胃液の中の胃酸は、とても強い酸で、食中毒を起こす細菌が胃酸に触れると死滅してしまいます。食事をとる時、よく咀嚼(そしゃく)して食べ物の塊を小さくすることで胃酸に触れやすくなり、食中毒になりにくくなるというわけです。

実は、たくさんかむことで食中毒だけでなく、満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぎ、肥満の解消にもなります。高齢者においては窒息や誤嚥(ごえん)の防止にもつながり、良いことづくめです。

食事の時、かむ回数を数えてみてください。一口30回以上、かんでいますか?

(鹿児島県歯科医師会理事 要 光)

口腔がん 全体の2%占める

がんは1981(昭和56)年から死因第1位で、最近では総死亡の約3割を占めます。そのがんがお口の中にもできることをご存じですか?口腔(こうくう)がんと呼ばれ、がん全体の約2%を占め、日本では年間6000〜7000人がかかるといわれます。

男女比は3:2で男性に多く、40代から増加します。男性では50、60代、女性では70、80代が最も多くかかります。部位では、舌にできることが圧倒的に多く、次に下顎(かがく)歯肉、口底、頬粘膜の順になります。

口腔がんを放置すると、痛みが出たり、飲食や発音がしにくくなったりします。ひどくなると呼吸困難、顔面変形などの症状がでますが、口の中は比較的見やすいので、、早期に気付きやすいのも特徴です。口内炎なら通常2週間以内で治るので、治らないときや次第に大きくなるときは歯医者さんで診てもらってください。早期発見と治療があなたの命をを守ります。

(鹿児島県歯科医師会対外PR委員 石橋貴樹)

あごが鳴る 顎関節症の可能性

口を開けた時、顎(あご)の耳の下あたりからカクカクと音がしたり、痛みを感じたりしたことはありませんか。また、食べものを咬(か)んだときに顎が痛んだり、口が大きく開かなかったりしたことはありませんか。

それは、顎(がく)関節症の可能性があります。

顎関節症はさまざまな要因が複雑に関与して発症します。主な原因として、精神的ストレスや体全体の不調、疲労を蓄積させる生活習慣、歯ぎしりや食いしばり、咬み合わせの異常などが挙げられます。

中でも、歯ぎしりや食いしばりは、顎を動かす筋肉である咀嚼(そしゃく)筋を疲労させると同時に、顎関節そのものの変形を起こすので、最も影響が大きいと考えられます。

顎関節そのものの変形が進んでいくと、対処が難しくなる可能性が高いですので、気になるようであれば、歯科医院でご相談ください。

(鹿児島県歯科医師会対外PR委員 上國料剛)

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麻酔 薬と器具、格段に進歩

抜歯や痛みがある歯の治療には、ほぼ麻酔が必要です。多くは全身麻酔ではなく局所麻酔を施します。治療する部分に局所麻酔薬を効かせ、一時的に感覚を麻痺させます。麻酔注射と聞くと「考えただけでも痛そう」と思っている方が少なくありません。しかし、大昔、局所麻酔が普及する以前は、痛みをこらえながら歯を抜いたりしていたそうですが、現在では考えられないことです。

歯科治療で局所麻酔を使い始めたのは明治中期ごろからです。その頃に比べて現在の麻酔薬、麻酔器具は格段に進歩しています。特に注射針が細く改良されて、刺し入れ時の痛みをほとんど感じさせなくなってきました。

しかし、全く痛さを感じないわけではありません。痛みをとるために使う麻酔注射が痛いのでは本末転倒です。そこで麻酔薬の温度を体温に近づけたり、粘膜に表面麻酔薬を塗って刺し入れ時の痛みを軽くしたり、優しい圧でゆっくりと注入するなど、無痛麻酔、無痛治療のために工夫がなされています。

食中毒の予防 咀嚼し、胃酸で滅菌

食中毒が起こりやすい季節になりました。食中毒の主な原因は細菌とウイルスです。暑くなるこの時期に増えるのは細菌による食中毒です。

細菌による食中毒は、細菌そのものが増殖して中毒を起こすものと、細菌が出す毒素によるものがあります。細菌の増殖による食中毒の場合、よくかんで食事をすることで食中毒を予防することができます。

胃液の中の胃酸は、とても強い酸で、食中毒を起こす細菌が胃酸に触れると死滅してしまいます。食事をとる時、よく咀嚼(そしゃく)して食べ物の塊を小さくすることで胃酸に触れやすくなり、食中毒になりにくくなるというわけです。

実は、たくさんかむことで食中毒だけでなく、満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぎ、肥満の解消にもなります。高齢者においては窒息や誤嚥(ごえん)の防止にもつながり、良いことづくめです。

食事の時、かむ回数を数えてみてください。一口30回以上、かんでいますか?

口腔がん 全体の2%占める

がんは1981(昭和56)年から死因第1位で、最近では総死亡の約3割を占めます。そのがんがお口の中にもできることをご存じですか?口腔(こうくう)がんと呼ばれ、がん全体の約2%を占め、日本では年間6000〜7000人がかかるといわれます。

男女比は3:2で男性に多く、40代から増加します。男性では50、60代、女性では70、80代が最も多くかかります。部位では、舌にできることが圧倒的に多く、次に下顎(かがく)歯肉、口底、頬粘膜の順になります。

口腔がんを放置すると、痛みが出たり、飲食や発音がしにくくなったりします。ひどくなると呼吸困難、顔面変形などの症状がでますが、口の中は比較的見やすいので、、早期に気付きやすいのも特徴です。口内炎なら通常2週間以内で治るので、治らないときや次第に大きくなるときは歯医者さんで診てもらってください。早期発見と治療があなたの命をを守ります。

(鹿児島県歯科医師会対外PR委員 石橋貴樹)
http://www.8020kda.jp/webpat/newsview.php?mode=d&aid=1433&cid=7&page=1

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たばこと歯周病3

たばこの煙には、ニコチン、タール、一酸化炭素、ホルムアルデヒド、シアン化水素など、二百種類以上の有害物質が含まれています。それらの物質が、肺や心臓に害を与えるのと同様に、歯の周りの組織(歯周組織)にも悪い影響を及ぼします。平成八年、厚生省(現・厚生労働省)が厚生大臣に提出した意見書によれば、喫煙習慣は、肺がん、気管支炎などとともに歯周病をおこす要因であると指摘しています。

そして、その意見書のなかで、さらに次のように言っています。

●非喫煙者にくらべて、歯石がつきやすい。
●歯ぐきの血行や免疫機能(防御機能)を低下させる。
●歯周病の治療を行っても、治りが悪く、再発 しやすい。
●歯周病にかかるリスクが高いのは、第一に高齢者。第二に喫煙者。

タール(ヤニのこと)は歯の表面にこびりつき、歯ブラシでもなかなか取れません。歯の裏側にこげ茶色に付着し、さらにこの部分には、むし歯や歯周病の原因となる歯垢が沈着しやすくなり、歯周病の発症や進行を早めてしまいます。

また、ニコチンは、歯ぐきや歯を支えている骨などの健康な細胞を傷つけ、炎症を引きおこしますし、免疫に必要な細胞も減少させてしまいます。そのため歯ぐきの抵抗力が落ちて歯周病が進行しやすくなり、治療効果が低下します。あるデータによれば、喫煙者は非喫煙者とくらべて、二〜九倍の割合で歯周病にかかりやすいそうです。といってもたばこを吸わない人が歯周病にならないわけではありませんので、くれぐれも油断は禁物です。

歯と歯の悩みを解決する本
坂本歯科医院院長 坂本貴史

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第三の歯「インプラント」

痛い、かめない、落ちるは、入れ歯の三大不満といわれています。あなたの近くにもきっと、このような悩みをもっている方がいることでしょう。これらの不満をいっぺんに取り除く入れ歯として登場したのがインプラント=人工歯根です。歯には歯ぐきの上の部分(歯冠=しかん)と、歯ぐきの下の骨の中に埋まっている歯根部分とがありますが、むし歯や歯周病などで歯を失うと、歯根までなくしてしまいます。

そのような場合、一般的に行われる入れ歯やブリッジは、残っている歯と歯ぐき、それに金属のバネなどを使って人工の歯を支えるという方法です。これだと、歯根は失われたままです。かむ力も弱くなりますし、違和感も残ります。

ところが、新しく登場したインプラントは、人間のからだになじむ素材を使って、本来の歯の構造と同じようなものをつくってしまいます。歯冠だけでなく、歯根までも取り戻すことが可能です。見た目もまったく自分の歯のように見せることができ、隣りの歯を削る必要がないのも特徴です。

さらに、骨にしっかり固定されるので口の中で動いてしまったり、話しにくいこともなく、硬いものでも食べることができるようになります。当然ですが、インプラントの素材は、非アレルギー性、非発がん性などの多くの条件を満たしたものが使われます。現在使用されているものはチタン、またはチタン合金が中心です。

種類としては、国内外の製品を合わせて三十種近くのインプラントが使用されていますが、タイプとしては次の三種に大別できます。

●ブレードタイプ 旧式な形で、現在では使用額度は少なくなっています。
●スクリュータイプ 歯根部の表面は比較的なめらかで、ネジの形をしています。
●シリンダー表面処理タイプ スクリュータイプが適応しにくい場所でも安定した状態を維持できます。

しかし、必ずしも都合のいいことばかりではありません。インプラントの素材そのものはむし歯になりませんが、歯みがきが不十分だと歯垢がついたままになってしまい、自然の歯があったときと同様に歯周病をおこしてしまいます。処置後のケアをきちんとしないと、せっかくつけたインプラントをはずすことになってしまいます。

インプラント治療の手順

現在の手術法の主流は二回法です。

●一回目の手術=最初に歯根部分だけを埋め込みます。

1)むし歯、歯周病などで歯が抜けた後の穴は自然に埋まっています。埋まってしまった歯ぐきを 切開・剥離して骨を露出させます。

2)ドリルを使い、その骨にインプラントを埋め込むための穴をあけます。

3)その穴にインプラントをねじ込んでいきます。骨の中に入ったところで仮のネジブタをして、歯ぐきを元に戻して縫い合わせます。

4)一週間から十日で抜糸します。

5)そのままの状態で三ヵ月以上経過をみていきます。この間に、術後の感染がないか定期的にチェックします。人工の歯の根を植えただけですので、歯はまだありません。同時に、周囲の歯のケアを行います。

●二回目の手術=必要期間が経過したなら、いよいよ入れ歯の土台となる支台部分を連結させる簡単な手術を行います。

1)インプラントを埋め込んである部分の歯ぐきをもう一度切開し、入れてあったネジブタをはずし、支台部分をネジで連結させます。

2)歯ぐきをまた元に戻して縫い合わせます。抜糸の後、歯ぐきの状態をみて、仮の歯をかぶせます。

3)歯ぐきが元の状態に戻れば、型を採って上部構造をつくってかめるようにします。かみ合わせの状態をチェックし、できあがりです。

●手術後のケア

1)歯根部と骨の結合が不十分だと人工歯部が動いてしまいます。手術後間もない場合は自然に脱落することもあります。そのときは、骨の中からインプラントを取りださなければなりません。

2)健診で支台部分を連結しているネジのゆるみが見つかることがあります。そのときはネジを締め直して調節します。

3)インプラントが歯周病になったときは、インプランド周囲の歯垢を除去し、通常の歯周病と同じように手入れを行い、歯みがきの方法を再度チェックします。

4)まれに、インプラントの歯根部が折れて、人工歯部が動くことがあります。このときは、骨の中からインプラントを取りださなければなりません。

インプラントが適さない人もいる

●あごの骨のない人、小さい人

インプラントはあごの骨に人工歯根を植える治療ですから、まず、あごの骨がなければ治療ができません。

あごの骨がなくなる原因には、

1)歯周病が進みすぎて、歯を支える骨が溶けてしまった。

2)合わない入れ歯を長年使っていて、あごの骨がすり減ってしまった。などが考えられますが、インプラントが植えられるだけのあごの骨があるかどうかは、レントゲンで断層写真をとれば簡単に確認できます。また、仮にあごの骨があっても、その形によってはインプラントが困難なケースもあります。

●重度の骨粗しょう症の人

骨粗しょう症は、スの入っただいこんのように、骨がスカスカになる病気です。土台になる骨がもろくなっていると人工歯根を支えることはできません。閉経後の女性に多い病気ですので、ある年齢以上の女性がインプラントを行うときには、この点をチェックします。

●重い病気などで全身状態に問題のある人

全身の衰弱が激しく、歯を抜くことができないくらい体力が落ちている人は、まず、その病気を治すのが先決です。インプラントは体力が回復するまで待たなければなりません。たとえば、糖尿病にかかっている人は、粘膜の抵抗力が弱っているので、手術を行うとき、感染にはとくに気をつけなければいけません。

また、心臓疾患、高血圧、動脈硬化、アレルギーなどの持病がある人は、必ず申告していただかなければなりません。治療に差し障りがなくても、万が一のための準備が必要だからです。歯科と内科の主治医同士が連絡を取り合えるのがベストです。

ここでもう一度インプラントの特徴をみておきましょう。

(長所)歯がなくなったにもかかわらず、自分の歯と同じように安定性が高い。異物感も少ない。

(短所)治療に必要な期間が長い。六ヵ月、もしくはそれ以上かかることもある。埋め込みのための手術が必要。保険がきかない。

いかがでしょうか。確かにインプラントはすばらしいものです。しかし、入れ歯の処置にはいろいろな方法があるのですから、「誰かがいいと言ったから」といった安易な気持ちで選択することは避け、専門家である歯科医師や歯科衛生上から十分な情報を得て、自分はどういう治療を受けたいのかを考えて選択することです。

快適な歯や口は生活の質(QOL)を高めます。そうした歯と口を手に入れるためにも、「見た目がいい」「危険だ」「怖い」「値段が高い」といった先入観だけでインプラントをみるのではなく、正しい情報を元に判断するようにしてください。先はども申し上げたように、インプラント治療は自費になります。治療費は各医院によって異なりますので、直接聞いてみるのがいちばんです。

歯と歯の悩みを解決する本
坂本歯科医院院長 坂本貴史

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フッ素はどうやって使うの?

フッ素を使って虫歯の予防を行うのには、経口的にフッ素を摂取する全身的応用と、歯に直接フッ素を作用させる局所的応用があります。全身的な応用の代表的なものは、水道水のフッ素濃度の適正化です。

世界60カ国で行われており、3億6千万人もの人々がフッ素濃度を適正化した水道水を利用しています。日本でも水道水のフッ素量適正化は幾つかの自治体で準備に入っており、2002年度中には実施されるかもしれません。

その他の全身的応用法としては、30カ国で行われている食塩へのフッ素添加やフッ素錠の服用などがありますが、残念ながらどちらも日本では入手できません。

局所的な応用法としては、まずフッ素洗口があげられます。この方法は簡単で安価であり、低濃度フッ素を使用するという特徴があります。具体的には5〜10ccのフッ素液を口に含んで、30秒または1分間飲み込まずにブクブクうがいをして吐きだします。

したがって、上手にうがいができる年令以上の人が対象になります。保育園や学校という集団の場で行う場合、少ない経費で一度にたくさんの子どもたちに応用できますので、非常に経済的な方法です。毎日1回ずつ洗口する方法と、1週間のうち1日だけ実施する方法があります。

また、集団での洗口が利用できない個人のために、家庭で実施するという方法もあります。ただし、外国のようにスーパーなどでフッ素液を手に入れることはできませんので、かかりつけの歯科医院や薬局に相談して下さい。

その他の局所的応用法として、フッ素塗布と歯みがき剤へのフッ素添加があります。フッ素塗布は比較高濃度のフッ素の液やゲルを歯に塗布する方法です。専門的に実施されるものですから、家庭などで自分で塗布するというわけにはいきません。

したがって、1回に2000〜3000円程度の費用がかかると思います。通常では1年に2回〜4回、むし歯になりやすい子どもさんは、2ヶ月に1回ずつというように回数を増やします。また、歯が次々と生えかわる時期には、定期的に実施しないと効果も半減しますので、ぜひ継続塗布して下さい。

歯みがき剤へのフッ素添加は日本でも広く行われています。フッ素入りだからといって歯磨剤の値段が高くなることはありませんので、金銭的な負担もあまりありません。子どもさんからお年寄りの人を含めて自分の歯の残っている人すべてに対してフッ素入り歯磨剤の利用が推奨されます。

ただし、歯磨剤を毛先にほんの少ししかつけなかったり、歯みがきが終わった後のうがいをしすぎたのでは、せっかく口の中に供給されたフッ素が口の外に出てしまいます。

少なくても歯ブラシ毛の部分の半部量をとり、うがいも2〜3回程度にとどめたいものです。ただし、予防効果がある順番では水道水のフッ素量適正化>フッ素洗口>フッ素塗布>歯みがき剤へのフッ素添加ですので、他の方法と併用する事が必要な場合があります。

◇事故で歯が抜けた(ぐらぐらする)んですけど。

歯全体が抜け落ちた場合、一刻も早く抜けた歯を持って歯科医院に行かれて下さい。再植という方法でもう一度生かせるチャンスがあるからです。

その際の注意事項を下記に列挙いたします。

(1)抜けてから骨に戻すまでの時間が、30分以内であれば、再植の成功率がかなり高いものとなります。

一刻も早く歯科医院へかけ込んで下さい。

(2)抜けた歯は、冷蔵庫で冷やした位の温度の牛乳にひたし乾燥を防いで下さい。(ない場合は水でもOK!)

(3)歯の根の部分に、血液と一緒に赤い組織が付いている場合があります。
これは歯根膜といい、再植の成功において重要な役割を果たします。 だからその部分を洗いながしたりせず、口の中にでている部分をもって、決して歯の根の部分を触らないようにして下さい。

歯がぐらぐら動く様な状態は不完全脱臼とよばれます。これも、歯が抜け落ちた場合と同じくできるだけ早く、元の位置に歯を戻し、固定を行い、歯を安静に保つことで元の状態に回復させることができます。

一般には3週〜6週程固定を行い経過を観察します。ただし、時間が長く経過した場合や、根や歯根膜にダメージが大きいと、神経が死んでしまいますので、その際には神経の治療が必要となります。

社団法人 熊本県歯科医師会

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要介護者の口の中で、どこをチェックしたら良いでしょうか?

◇むし歯
詰め物のまわり
歯と歯の間
歯と歯肉の間
入れ歯のバネがかかる歯
詰め物、冠の外れた歯はないか

◇歯周病
歯肉の炎症(色、形、腫れなど)
出血、排膿 歯石
歯の動揺

◇入れ歯
使っているか
清掃はできているか(食物残渣、歯垢、歯石)
保管はできているか(夜など)
ゆるくはないか
歯肉にあたっていないか

◇歯垢・口臭
食物残渣はないか(特に麻痺側)
食片圧入はないか
歯垢の量はどうか
口臭はないか

◇舌苔
舌は上手く動くか(舌先は麻痺側へ傾き易い)
舌苔の厚さと範囲はどうか
舌苔は舌についた汚れで口臭の原因となる

◇口腔粘膜
潰瘍はないか
清掃はできているか
食物残渣はないか
唾液の量はどうか

◆口腔ケアを自立に近づけるための方法はありますか?

口腔ケアは、要介護者のADL(日常活動動作能力)と疾患、症状にあわせるのが基本です。しかし本人の自主性を伸ばすためにも、できるだけ本人による口腔や義歯の清掃を優先させましょう。工夫次第で一歩自立に近づく事ができます。細かい作業は指先のリハビリであると共に集中力を高める事にも役立ちます。

何が原因でブラッシングができないのかを考えましょう。小刻みに動かす事ができなければ、電動式のブラシが良いでしょう。両手で歯ブラシを固定して顔を動かす事で磨けるようになります。小児用の指サック型ブラシも直接指で触るような感覚で、認識されやすいようです。

握りが細くて持ちにくいのであれば、握りを太くしましょう。短く切ったゴムホースに差し込むだけでもかなり変わります。もっと太くするには、スポンジやナイロンたわしを巻くのも良いでしょう。形状記憶歯ブラシ(市販品)を使うと握りの長さや形を使用する人に合わせることができます。

リウマチで指やひじが充分曲がらないため、握りを指の形に合わせて大きくし、長くする事でひじの負担を軽くしています。

麻痺があると外した義歯を洗うのも困難になります。ブラシを固定して、義歯を動かして磨くのも良い方法です。洗面器を使う場合は、下にタオルなどを敷き、動きにくくしましょう。フックつき吸盤とナイロンたわしを使い、自分で使いやすいように作った義歯用ブラシです。

清掃の確認と仕上げは必要ですが、自立を目指すことは介護される人、する人両方の喜びとなるでしょう。

◆要介護者の口腔ケアで、何に注意すればよいですか?

口腔ケアの重要性を理解し、本人と家族、介護者が協力する事が必要です。そのために要介護者の全身とお口の状態を把握し、何が必要か、どこを変えるべきかを考えましょう。

要介護者がお口のトラブルを訴える時はもちろんですが、何の訴えが無くても問題を抱えている事も多いものです。治療とケアによってお口はもちろんの事、表情や生きる気持ちまで変わったのが見うけられます。

少しでも何かを感じたら、通院できればもちろんの事、通院ができない場合もかかりつけの歯科医師に相談しましょう。往診による訪問歯科治療も可能です。介護保険の利用も有効です。保険の給付限度額と関係なく利用できます。

ぐらついた歯のために充分な食事もできず、噛む事さえ忘れていましたが、歯科治療と口腔ケアによって体力と気力がつき、立ち上がることもできるようになり、生活が大きく変わりました。

一般社団法人 熊本県歯科医師会
http://www.kuma8020.com/column/

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いい歯医者さん選び15のポイント

初診の際、医師は治療手順を詳細に説明します。このとき、治療中に不快感が生じた場合どのような対応をしてくれるか? 治療法を押しつけようとしていないか?「私は医者だからあなたにとってよい方法を知っている。だから、言うとおりにしなさい」という態度が見受けられないか?など、意識するしないにかかわらず、患者さんは医師を観察していらっしやることと思います。

それは医師にとっても同様です。気むずかしそうな人だな?とか、なぜ、こんなになるまでほうっておいたの?とか−などなどです。知り合いの誰かの紹介だったり、家族の誰かが前に一度来たことがあれば、それなりに安心できますが、患者さんにとって、初めて訪れる医院はなんとなく居心地が悪いものです。

しかし、転勤で引っ越したばかりのときなど、なかなかそういうわけにはいきません。そこで近所の評判などをリサーチするのですが、それだけではなかなか判断できません。患者さんにとっていい医師かどうかは、医師の私か言うのも変ですが、相性みたいなものがあるからです。我慢して何度か通っているうちに、いい医師と思えるようになったり、またその逆もあったりします。

そこで、私なりに、いろいろな情報を元に、信頼できる医者かどうかを見分けるチャックポイントを考えてみました。あなたの口と歯の健康を守り、あなたとコミュニケーションできる医師と出会うための参考にしてください。次に掲げる15項目に該当する医師が、私の考える「×な医師」です。

1)あいさつをしない。
2)白衣が汚い。
3)患者の目を見て話をしない。
4)初診時に患者の話をよく聞かない。
5)検査の内容や必要な理由を説明しない。
6)患者の羞恥心、恐怖心に配慮しない。
7)患者のプライバシーに配慮しない。
8)質問すると声を荒げる。
9)わかる言葉で説明しない。
10)いろいろな治療法を教えてくれない。
11)セカンドオピニオンを求めたとき賛成しない。
12)患者の希望を、あれはダメ、これはダメと制限する。
13)いきなりたくさんの種類の薬をだす。
14)検査データを見せない
15)悪い評判がある。

心もケアする「心療歯科医」ご存知ですか?

最近よく心のケアという言葉を聞きます。いろんな事件や災害で、からだだけでなく心まで傷ついた方やその家族を精神的な面からサポートしようという試みです。トラウマ(心的外傷)などという専門用語も今やふつうの会話で使われるほど一般的になっています。

こうした心の問題はストレスと密接な関係があります。口の中はストレスの影響にとくに敏感です。歯科診療の分野でいえば、小さいころに歯医者で昧わった恐怖感や、うつ症状やパニック障害などの精神的な疾患で、治療を受けられずに悩んでいる人が多くいます。

たとえば、口臭を家族から指摘された人が、電車の中で近くにいる人が手を口元へもっていくのを見ただけで自分に口臭があると思い込み、歯科はもちろん、内科や耳鼻咽喉科を受診しても何の異常もなかったなどということや、出っ歯が原因で引っ込み思案になったり、対人関係がうまくいかなくなった人も大勢います。

そんな方々の悩みを解決することができれば、歯科医としてこんなうれしいことはありません。しかし、そうは考えたものの、最初のうちは不安がありました。(われわれ歯科医にそういったケアができるのだろうか?)(そんなにたやすく他人の心に踏み込んでいっていいのだろうか?)という思いに悩まされたのです。

けれども、現場で治療を経験していくうちに、その疑問が間違いであることに気づかされました。患者さんと私たち医師が情報を共有しあい、ストレスを緩和する環境づくりをし、歯の治療に集中できるような状況をつくると、心の悩みまで緩和されることを体験したのです。

現代社会に生きる私たちの生活は、常にストレスに適応することが求められています。しかし、同じ環境にあっても、ある人は心身症になるのに、ある人はそんなストレスなどにまったくかかわりなく健康です。それは、その人を取りまく刺激の種類、程度、期間などともおおいに関係しますが、それよりも、その人の受けとめ方、つまり性格がより強く関係しているからでしょう。

治療を恐れる患者さんを治療するとき、私は、たとえば、不安をやわらげる効果のある笑気麻酔をかけるなどして、毎回少しずつ恐怖心を解いていきます。また、顎関節症にはブリッジを入れたり、就寝時の歯ぎしりを防ぐマウスピースをつくるなどして、まずは症状を軽くし、じっくりと心の悩みや痛みの症状をお聞きして解決の道を探っていきます。

現在、歯科分野の心身症としては、口臭症(自臭症)、舌痛症、顎関節症、開口障害、口腔乾燥症、歯科治療恐怖症、味覚異常症(異味症)、義歯不適応症、義歯ノイローゼなどがあります。こうした方々の口と歯の疾患を治し、一日も早く、積極的に社会生活を送れるような心とからだを取り戻すお手伝いをしていくこと−−これが心療歯科医としてやり甲斐のある仕事だと考えています。

ただし、誤解のないように申し添えておきますが、歯科医という職種のなかに心療歯科医という専門職はまだありません。したがって、看板として掲げてあるわけでもありません。昨年、やっと、各大学の歯学部の必須科目に「心因性疾患」として組み込まれたばかりで、診断や治療とともに心のケアを重視する歯科医は、残念ながら、まだまだ少ないのが現状です。

歯と口の悩みを解決する本
坂本歯科医院院長 坂本貴史

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あなどれない歯周病 侮れぬ歯周病

〜糖尿病・血管系疾患など悪化の恐れ〜
日本人の中高年の5人に4人が歯周病を患っていいます。世界の先進国の中でも最下位です。放っておくと年を取ってから歯が抜ける大きな原因になります。それだけでなく、動脈硬化を進行させて、循環器疾患や糖尿病を中心とした生活習慣病を悪化させることにもなりかねなません。

すでに10代の頃から始まる、歯周病は、進行性の無知覚な病態なので、サイレント病と言われ、中高年になって、症状が出てからでは手遅れで、ほとんど治癒しません。若いうちから、適切な口腔(こうくう)ケアを心がけたいです。

手や足の血管が詰まり、悪化すると壊死(えし)して切断することもあるバージャー病。国内に約1万人の患者がいると言われています。東京医科歯科大のチームは、歯周病との関連性を調べ、7月、医学誌で研究内容を発表しました。患者14人全員が歯周病であることが判明、病気になった動脈片から歯周病菌も見つかったといいます。

歯を失うだけでなく、命に関わる歯周病は歯垢(しこう)がたまって歯肉に炎症が起きる病気です。症状がひどくなると歯槽(そう)骨と呼ぶ歯を支える骨が溶けていき、歯を失うことになる。自己流でなく、専門の衛生士の指導とクリーニングを定期的に受けることが予防と、進行くい止めることになります。

口臭も自分では自覚しにくいですし、歯ブラシ時に気をつけていないと、出血も気づきません。繰り返しますが、歯周病はほとんど症状を出さないサイレントディディーズ(隠れ病)です。一度進行すると、元に回復しない多年進行性の退行病変で、どんどん噛む能力・噛み締め能力が衰え、脳の老化や、痴呆性の進行も認められます。

◆歯周病予防のコツ

●6ヶ月ごとにメンテナンス、チェックを受け、見えないところをクリーニングしましょう。
●食事後は毎回3分以内に糸ヨウジ(フロス)で一度歯間部をお手入れしておきましょう。寝る前は特に入念に仕上げ磨きを。
●歯ブラシは毛が柔らかくて、コシのあるもの、ネックがしなりグリップが滑らないゴムタイプが最適、ヘッドの小さいものは時間がかかりすぎ、磨き残したり手の動きが大きくなりやすいので、一度に3歯ぐらい磨ける大き目ヘッドを選ぶとよいでしょう。
●お手入れで重要なのは「歯と歯の間」「歯と歯茎の境目」の凹面で、歯の凸面ではありません。糸ヨウジ(フロス)のお手入れが大切です。歯ブラシは優しく、細かく、丁ねいに。持ち方は、鉛筆を握るように軽くペングリップで。
●奥歯や歯の裏側にみがき残しが出るところは、二度磨きを。
●半年ごとに衛生士さんの指導と、フォロークリーニングを受けて、自分のブラッシングのクセを知ることが大切です。

◆タバコと歯周病

喫煙は、全身のいろいろな癌の最も重要な要因のひとつであり、日本での癌死亡の32%に関わっているといわれています。特に肺癌では71%と高くなっています。また、様々な病気と直接関連があることが明らかにされ、最近は歯周病がこのリストに加わりました。

喫煙の口の中への影響は、若い世代に始まっています。しかも全身的な病気と違って発見しやすい部位に発生しますので、定期的な検診と早期の処置と禁煙などで、早めに治癒させることが可能です。歯周病にかかる方は喫煙している人が多く、煙草を吸わない人に比べて一般的に治りが悪くなっています。白覚症状がないまま、歯を支えている骨の吸収が大きく進み、発見が遅れることになってしまいます。

各国において歯周病に対する喫煙者のリスクを調べたところ、煙革を吸わない人に比べて約2〜3倍と大きいことがわかりました。また、骨の吸収程度を調べてみても、喫煙者の方が吸収が大きく、歯周病が進行するとその差は開いてきます。
たとえ口の中の清帰状態が良くても、年齢と供に骨の吸収は大きくなることがわかりました。喫煙者の歯周病の特徴は骨の吸収が大きいほか、ポケットが深くその場所が多い、歯石が多い、などが挙げられるにも拘わらず、歯肉からの出血や腫れといった外見の炎症の程度が低いので、発見が遅れてしまいます。カルシウム不足、ビタミシC不足などに加え、歯肉の血流滅少が原困になっていると思われます。

怖い歯周病連鎖
http://www.white-family.or.jp/htm/white-family/kenkou/shisyu.htm

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医療に関するミニ知識
全身の病気とお口の中の病気の深いかかわり


 

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