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診療担当者が苦戦した又、苦戦している治療実例

ケース1(神奈川県西湘地区在住 T.Tさん 55才女性)
強度のうつ病で心療内科に通院中。平成12年7月A歯科で前歯部1」の差し歯の再治療をする。1」の痛みが長過ぎるという感じをA歯科へ伝える。とにかく気にしすぎと言われる。平成13年3月1」の差し歯を短くしてもらって具合が良くなったとの旨。B歯科医院へ転院、1」差し歯の痛みが再発したが原因不明と言われる。平成13年5月心療内科を受診、差し歯神経症(体感異常)と診断され、抗精神薬を処方され、服用する。平成13年11月C歯科医院へ転院、心療内科の抗精神薬が効かないので、やはり1」の差し歯が原因と思い再度1」を治療したが痛みが消えなく、口唇にもしびれを感じて当医院へ来院、当医院では1」の根の治療をやり直したが、いっこうに症状がおさまらず、X線上でも異常がないが痛みをずっと訴えつづけて、ついには1」の抜歯を選択せざる得なくなった症例で、診療側が思った通りの治療できず苦戦した治療実例。

ケース2(神奈川県中央部在住 R.Sさん 38才女性)
口臭がとても気になるとして来院されました。当該患者は、心身症で精神安定剤を服用中。当院へは何軒か歯科医院をまわった末来院。どこの歯科医院でも問題ないと、指摘され、気にしすぎ、思いこみの口臭とされ、処置すべき事がないと診断される。数軒の診療所を来院した末、当医院に受診、さっそく、口臭測定器で測定してみるが、正常値をさす。しかし口臭測定値がやや高かったので、私がブラッシングと歯間ブラシをした結果もう一度口臭測定をしてみると有意的に口臭測定値を示すものの、緊張すれば、やはり口臭が、強くなると訴える。当医院としてもTBIと消化器系の検診を勧めたが異常なし。今でも口臭がすると家族の人に言われるという大苦戦中の症例である。何かいい方法があるだろうかと思案中である。口臭はうまくいかない例が多い。

ケース3(神奈川県北部在住 R.Aさん 32才女性)
何軒も歯科医院をわたりあるき、何とか口臭を解決したいとの希望が強く、当医院を来院した。当該患者は心身症で神経内科に通院している。この患者さんは、口臭測定値は、最初から正常値を示しており、消化器系の病気もないという。TBIをし、歯石を徹底的にとりPMTCつまり専門家のやる機械的歯面研磨までやった。そして次に来院すると友人や家族中から口臭があると言われたと言う。これは、生理的口臭か、思いこみ口臭としか思えないと思いますが、原因は特定できない。とにかく大苦戦中です。

ケース4(神奈川県西湘地区在住 M.Kさん 25才女性)
新聞で、心療歯科について考えている歯科医院だと知って来院したという。お母様とお二人で来院し、本人は3年間一歩も外出したことがない、ひきこもりで強度の強迫神経症で、何についても気になり、落ち着きがなく、抗精神剤も母親が、精神科医へ娘の症状を言って、処方してもらう状態。お口を開けて治療することは可能だが、そばに他人が入ることを拒む。もちろん歯科衛生士さんも、自己意識が高く、プライドもものすごく高い。この病気にとりつかれたのは、短大生の時からだと母親が説明してくれる。第1回目は、レントゲン写真と口腔内写真と口腔内の諸検査だけで、本格的な治療は次回にまわし、カウンセリングに時間を費やしたが、その1回の来院だけで、次の来院日も決めないまま、未だ来院しない実例。これが最もやっかいで、心療内科の先生と連携をとりあって、この女性の歯科受診が何とか、スムーズになるように診療側が一方的に切望する残念なケース。このケースも只今苦戦中です。

ケース5(東京都在住 U.Kさん 20才 男性)
歯科治療だけについて、強度の恐怖心を持っていて、診療台にすわると、ふるえが、止まらず、恐怖心のあまり、嘔吐反射もはじまり、まず、カウンセリングが出来ない実例。当該患者は、歯科以外の内科等の診察治療、注射は大丈夫との旨、小さいとき小児歯科で全く動けなくなる抑制治療を受け、歯科治療について恐怖感の強い幼児体験をしっかり持ってしまっている方です。歯科受診に完全に強迫観念を持っています。でも当該患者は、頑張って、再度、チャレンジし、遠方ですが東京から通院すると自分自身で心の葛藤をなさっている実例。私は何とか歯科受診できるよう患者さんの気持になって息長く、全力で頑張るつもりです。

すべて、心療歯科分野がうまく行くとは限らないのです。うまくいかない例も、あることを知っておいて下さい。しかし希望、期待と挑戦の気持を捨ててはいけないのです。
NEVER GIVE UP


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