平塚駅の歯医者 歯科、小児歯科、歯科口腔外科、矯正歯科

医療法人社団 坂本歯科医院

0463-21-0792
休診日:木曜日、日曜日、祝日

矯 正 歯 科

歯並びの治療に関して当医院では、矯正担当医による充実した治療の提供を心がけております。

矯正歯科治療に伴う
「一般的なリスクや副作用」
について

  1. 矯正装置による不快感、痛み、発音障害(しゃべりにくい)等が生じます。
    数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
  2. 歯の動き方には個人差があります。
    そのため、予定されていた治療期間が延長する可能性があります。
  3. 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、
    それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4. 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。
    むし歯や歯周病になる危険性が高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的な検診を受けたりすることが重要です。
    また、歯が動くことによって、今まで隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  5. 歯を動かすことにより、歯の根が溶けて短くなることがあります。
    また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
    (歯が長くなったように見えたり、歯肉の下に隠れていたセメント質が見えるようになったりすることがあります。)
  6. ごくまれに歯が顎の骨と癒着(歯とあごの骨が完全にくっついている)していて、歯が動かないことがあります。
  7. ごくまれに歯を動かすことで歯の神経が障害を受けて、神経が切れたり、壊死することがあります。
    その結果、歯の色が黒くなったり、歯の根の治療が必要になることがあります。
    歯の色が黒くなった場合、歯の漂白(ホワイトニング)が必要になる場合があります。
    歯の根の治療が必要になった場合、歯を大きく削ったり、差し歯や、かぶせ物が必要になることがあります。
  8. 矯正治療の途中に、矯正装置の金属、その他の材料によるアレルギー症状が出ることがあります。
  9. 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
    その場合、痛み止め、筋弛緩剤等のお薬が必要になる場合があります。
  10. 様々な理由により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  11. 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。それに伴い、歯を削ったり、虫歯の治療に用いる材料を用いて、歯の形を修正したりする場合があります。
  12. 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  13. 装置を外す時に、歯の表面に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物、詰め物が外れたり、破損したりする可能性があります。
  14. 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  15. 装置が外れた後、治療後の咬み合わせに合った状態のかぶせ物にやり直したり、むし歯の治療(詰め物)などをやり直す可能性があります。
    また装置のまわりや、装置の下に隠れていた虫歯の治療が必要になる場合があります。
  16. あごの成長発育により、かみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  17. 治療後に親知らずが生えて、歯の凸凹が生じる可能性があります。
    加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせると、かみ合わせや歯並びが変化することがあります。
    その場合、再治療等が必要になることがあります。
  18. 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは不可能になります。

治療費について

矯正治療におきましては、すべて自費治療となり、口唇口蓋裂、顎変形症、厚生労働省の定める特定疾患等、を除いて健康保険は適用されません。
ご不明の点については、ご遠慮なく担当医等にお尋ねください。
大分類 小分類 金額
相談料 ¥3.000
検査診断料 ¥60.000
矯正基本治療料 乳歯列期、混合歯列期 ¥400.000
永久歯列期 ¥650.000~750.000
注意:乳歯列期、混合歯列期の治療から、永久歯列期の治療に移行された場合は、差額分(¥250.000から¥350.000)のご負担となります。
補綴前矯正、開窓牽引等 ¥150.000~400.000
調整料、観察料、管理料等(来院時毎) 乳歯列期、混合歯列期 ¥5.000
永久歯列期 ¥5.000

上記、治療料金の他に、
 ① 抜歯、開窓等の外科的処置
 ② 虫歯(歯の根の治療、詰め物、かぶせ物、
  
入れ歯等)、歯周病の治療費
 ③ ホワイトニング
 ④ インプラント
 ⑤ 他院での検査
 ⑥ 治療費(MRI、CT撮影、親知らず抜歯、
  
開窓、矯正用アンカースクリュー埋入等)
 ⑦ 歯ブラシ
 ⑧ 歯磨剤
 ⑨ 矯正装置のクリーナー代
 ⑩ 文書料等
の別途料金が必要になる場合があります。

矯正治療に伴って必要になる上記治療は、健康保険が適用されない場合があります。
また、矯正装置を破損、紛失された場合は、実費を申し受けます。
なお転居などで通院が困難になる可能性がおありのときは、あらかじめご相談くださいますようお願い申し上げます。

矯正治療について詳しく知りたい、治療を受けたい方がおられましたら、矯正担当医に何なりとご相談ください。

不正咬合の種類

出っ歯(上顎前突)

上の前歯が出ているいわゆる"出っ歯の状態です。
下あごが小さいことが原因として考えられましたが,成長期に適切な治療を行うことで良好な噛み合わせを得ることが可能となります。

受け口(反対咬合)

下の前歯が上の前歯を被い隠しているいわゆる"受け口"の状態をで下あごが大きいかったことより、矯正治療と外科処置を併用することにより適切な噛み合わせを回復可能です。

叢生(乱杭歯&八重歯)

歯が大きかったりあごが小さかったりして両者のバランスと前歯のでこぼこが見られます。
歯が大きい場合歯を抜くことで、歯並びの改善が可能です。
顎が小さい場合成長期にあごの発育をうながすことで,歯を抜かずに歯並びの改善を計ります。

前歯開咬空隙(前歯が上下的に噛まない、前歯に隙間が見られる)

前歯が上下的にかみ合わない状態を言います。
前歯で物が噛み切れなかったり,サ行の発音に問題が生じたりします。
お子さんの開咬は指しゃぶりに原因があることも多いのです。

大人の矯正治療

歯列矯正により口元を美しく
上の前歯が出ていることで、口元に緊張感が見られ、唇が閉めにくく、無理に閉じようとすると下アゴの先が緊張します。
歯列矯正により、前歯を引っ込めることで、美しい口元が作られます。
歯周病を治してお口の健康を
歯周病あっても適切な治療と平行して歯並びを美しく直すことが出来ます。

アゴの歪みや変形が強い人の、矯正治療

アゴが成長しすぎたり、歪んで発育した場合は、顔の審美面の問題だけでなく、噛み合せのズレが大きくなり、咀嚼障害がおこります。
このような症例では、外科手術と矯正治療を併用することにより、顔貌および噛み合せの両者が改善されます。

成長期の矯正治療

どのようなお子さんに矯正治療が必要か?

【あごの発育に問題がある場合】
幼児あるいは小学校のお子さんで上の前歯が出ているいわゆる"出っ歯が見られる場合その原因の多くは下あごの大きさが小さいことにあります。いっぽう、下の前歯が上の前歯を被い隠しているいわゆる"受け口"のお子さんでは、やはり上あごの発育不足や下あごが大きすぎるといったあごの発育に問題があることが少なくありません。
あごの不正の改善は小さいお子さんほど可能性が高い為将来の不正の悪化を防ぐ為には、矯正担当医への早めのご相談をお薦めします。

矯正治療はいつ始めたらよいのか?

矯正治療
【乳歯が早期に脱落した時】
乳歯の奥歯が虫歯にかかり本来よりも早く喪失すると、6歳臼歯が前方へと移動します。このことにより、噛み合わせが大きく乱れるとともに、6歳臼歯より前方の永久歯(正常では10~11歳で萌出)の萌出する隙間が減少し、萌出障害が起こります。

【歯のはえかわりに問題がある時】
幼児期から学童期にかけて乳歯が適切な時期に抜け落ちることにより、永久歯がはえるのを正しい位置へと誘導します。乳歯の虫歯が進行すると本来より早く抜け落ちてしまい、その状態を放置すると、抜けた場所に隣の歯が寄ってきたり、かみ合っていた相手の歯が伸びだしてきたりして将来の永久歯の歯並びに大きく影響します。
乳歯でも特に奥歯が早期に失われている場合は、早めのご相談をお薦めします。